北京オリンピックを戦い終えて
2008年09月03日 | 北京オリンピック
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9月2日 小松一憲
大勢の皆様に有形無形のご支援をいただき、チーム・アビームのコーチとして2年4ケ月、近藤・鎌田組の指導に携わってきました。この間、何不自由無く活動できたことに感謝し、あらためて、御礼申し上げます。月並みではありますが「ありがとうございました」。
私自身、胸に秘めていた日本セーリング界悲願の金メダル獲得、その目標に遠く及ばなかった今回の成績、14位を自分の指導を振り返り、厳しく受け止めています。しかし、嘘偽り無く、また誇張することなく、ご報告させていただきますが、近藤・鎌田両選手は、本当に手を抜くことなく、良く頑張ってきました。そんな両名に最後の最後に良い夢を見せてあげられなかった自分の非力さが、悔やまれ、残念でなりません。あと一年、オリンピックまでの時間があれば、もっと逞しく成熟したチーム・アビームで試合に臨むことができたでしょう。
自分たちの試合が終った直後から、「なぜ?どうして?何が?この次は?」という自分自身への問いかけが頭を駆け巡り、常にペンとメモを持ち、枕元にも置いて、思い付いたこと、思い浮かんだことなどを書き留めてきました。その一部はすでに男子チームに伝えてあります。次に盛り込むべきアイディアを含め、全てを四年後、正確には四年を切ったロンドンへの指導上の留意点として、また指針として今後の活動に活かしていくつもりです。
試合が終わった日は、食事ものどを通らず、シャワーも浴びず、ベッドに横になりました。しかし、翌朝未明に目覚め、気を取り直しました。現地入りしてから毎朝、5時50分より始めていたジョギングの距離を、それまでの1時間から最長の1時間30分に伸ばし、腹筋も腕立ても最高回数を実施しました。私自身に「気力を喪失してはならない!自分にはまだ頑張る力が存在している!」ということを言いきかせ、証明し、奮い立たせる為でした。
我に返って、考えれば、自分にはうつむいている時間的な余裕はありません。悔しい、残念と、嘆いても無駄に時間が過ぎていくだけです。今回のオリンピックの成績にかかわらず、実際には、このオリンピック期間中も休むことなく、ロンドンを目指し、日々努力していたチーム・アビーム 男子選手が存在するのです。その彼らに、練習を継続することを課したのは私自身にほかなりません。
9月6日から22日までの16日間、470級中部選手権を挟んで、愛知県・蒲郡市において、男子選手の合宿練習を実施してきます。ロンドンに向け、これまで以上の厳しい練習とアイディアいっぱいのチーム作りを展開します。
どうぞ、変わらぬご支援をお願いします。そして楽しみに見ていてください。
この合宿をチーム・アビームと私自身の新しい旅立ちと位置付けます。
「再見!チンタオ!」





