パース2011 ISAFセーリング・ワールドチャンピオンシップ 470級男子 レース最終日
2011年12月11日 | レース報告
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原田/吉田組は、総合23位でレースを終えました。日本代表選出の戦いは来年5月、スペイン・バルセロナで行われる470級世界選手権大会へ持ち越しとなります。
大会6日目、空はオーストラリアの夏らしく晴れ上がました。南西の風、13~14ノット、いいコンディションです。
第9レース
一回のゼネラルリコールの後、緊迫した空気の中、静かな、慎重なスタートとなりました。しかし、トップ集団の中に原田/吉田組の姿はありません。それでもなんとか20位でフィニッシュ。松永チームは33位でしたが、一番悪かった順位(=点数)は最終的にカットされるため、状況は余り変わりません。
第10レース
風はいつものように20ノット前後に上がってきました。ゼネラルリコールを繰り返した後のスタート。原田/吉田組はアウターループ、下マークでは30位と後方で回航するも、次第に追い上げてきました。ダウンウインド(追風での走り)で順位を下げていた彼らでしたが、アップウインド(風上に向かっての走り)ではぐんと追い上げ11位に、しかしフィニッシュは抜かれて14位。総合23位で終えました。
一方、松永チームは、昨日、上位チームに出された幾つかのプロテスト(抗議)の結果、成績が修正され、11位まで上がっていました。そして今日はメダルレース出場もかかっていました。しかし、北京五輪に出場したベテランの松永選手も、いつものような戦いぶりではなく、21位でフィニッシュ。総合16位でメダルレース出場は叶いませんでした。
松永/今村組が総合16位に入ったことで、国としての出場枠19位以内に入り、これで日本から1チームがロンドンオリンピックに出場する権利を得ました。しかしながら、原田/吉田組も松永/今村組とも、国別10位以内、総合15位以内という日本の選考基準に届かず、日本代表への内定を決めることができませんでした。
470級男子日本代表選考は、来年の5月にスペイン・バルセロナで行われる世界選手権に持ち越され、シルバーフリートで健闘した、前田/野呂組を加え、3チームで争われる事となりました。
小松監督は今回の結果について、「とにかく、ミスのオンパレード。よくもこれほど、あらゆるミスが出たなと思わせるほど、失敗の繰り返し。今の状態ならこの順位は順当な彼らの位置。本来はもっと上に行けたテクニックは持っているかもしれない。が、それを本番で、発揮できなければ何の意味もない。一方、いかなる状況でも、がむしゃらに立ち向かって行った松永チームはまことに立派だった。とにかく、これから始まる470級女子のレースに向け、気持ちを入れ替えていく。」


レポート:塩澤朋子(PHOTOWAVE)
写真:添畑薫(PHOTOWAVE)
