ウエイマスレポート その2

Team ABeam スタッフ

8月13日金曜日、『13日の金曜日』、西洋ではこの日に起こる全ての災いは、キリストが処刑された日といわれている縁起の悪い日、すなわち、この日だから…で片づけてしまいます。ジェイソンは関係ありません。

決勝シリーズ最終日、第9、第10レースが行われました。
この結果、上位10位までのチームで明日のメダルレースは競技されるわけです。
北西の風9~14ノット。気温17~19度。水温も同じ様なものです。
第9レース、近藤・田畑組は完璧なスタートを切りました。
近藤選手曰く「全ての艇が、後ろに見えました。気持ちよかった…」

それっ!!我々プレスボートは超特急で第1上マークに向かいます。
彼女たちがトップでマーク回航する、雄々しい?!姿を捉えるべく大疾走です。
アレっ。。。来ない!
強弱、振れまくる風の仕業でしょうか、何と23位での回航。このレースは24位で終えました。
昨日の第8レースまで2位につけている近藤・田畑組、ブルーのビブが証しです。
第10レース。今回は完璧とはいかないスタート、同じような展開。
ああ、又もや、不安がよぎります。
お負けににわか雨。弱り目に祟り目。そして今日は13日の金曜日。。。。
しかし最終レースは9位まで追い上げたのです。第9レースの24位を捨てて、92ポイント。
結果、あに図らんや、トップです。
昨日まで6位だったUSAが2位に追従してきました。

プレスルームのコンピューターの前にいるのが一番早い情報を収集できます。
午後4時半。陸に上がってきた彼女たちに伝えると、「1位なんだ・・・」と。
「今夜のBBQの材料、買いに行かなきゃ・・・」と言わんばかりです。
今日はお祝BBQ?!いいえメニューは昨日から決まっていました。
例のカレーは食べちゃったし、残り物ははけちゃったし・・・
でも、最高に美味しい食事となりました。ハッピー!ハッピー!
明日のメダルレース、地道にコンスタントにポジションを固めてきた、彼女たちの粘りに期待しましょう。

男子チームは、同乗の地元のビデオカメラマンが、パラリンピックの
スタートシーンがどうしても必要だと云うので岸辺に近いレースコースに戻っている間に
終了してしまいましたが、21位と22位、原田・吉田組、最終的には29位で終えました。
「くよくよしないのも技術のうち…」
昔、何もかもうまくいかないとき、先輩が掛けてくれた言葉です。
言い得て妙です。
その技術、磨くと結構効果有るのです。前に進むエネルギーに変えた方が得策ですから。



現地レポート:塩澤朋子/PHOTOWAVE
写真:添畑薫/PHOTOWAVE