セール フォー ゴールド レガッタ 報告 2009年9月19日 (大会最終日)

小松 一憲
朝のうち空を覆っていた雲が無くなり、10時頃から快晴になりました。それまで吹いていた弱い北風がさらに弱くなり、やがて凪となりました。
12時に470級男女、49er級、レーザー級及びレーザーラジアル級の5種目を除くすべての種目のメダルレースがキャンセルされ、すぐに昨日までの結果で表彰式がおこなわれました。
12時半、西南西から、そよそよと風が吹き出し、残りの種目が出艇しました。風速、3から4メートル、風向、250度で弱いながらも安定していました。防波堤内に作られた二つのエリアで470級男子と49er級のレースが開始しました。
女子のレースは、男子に引き続き行われ、14時25分にスタートしました。
近藤・田畑組は本部船の横から出て、すぐにタッキングして右に伸ばしました。はじめは良い景色に見えたのですが、コースの約3分の1を走ったところで、風が15度左に振れ、集団の左にいた艇の角度が一気に良くなりました。反対に右にいた近藤・田畑組が苦しくなりました。マーク近くで左サイドまで出て、少し盛り返し、風上マークを4位で回航しました。しかしマークの手前で、イギリスから風下でタッキングした近藤・田畑組に抗議が出て、それがジャッジによって認められ720度回転を強いられました。
二回目の上りのコースに入り、マークは20度ほど左に移動されたのですが、風は元の角度まで戻っていました。レースコミッティーによる、このコースチェンジは失敗でした。スターボードタックの一本コースになったのですが、二人は、ブロンズメダルの位置の7位を走っていました。フィニッシュの手前、約150mのところで、フランス艇と共にジャイブしました。そのまま並んで走っていれば問題なかったのですが、自分から列を外れた(守るべき場面で攻撃の行動にでた)為に後ろのアルゼンチンに先行され8位のフィニッシュとなりました。銅メダルも1点差でで逃し、この大会を4位で終えることとなりました。

今年3月からのヨーロッパ遠征で原田・吉田組は、8試合に参加し、結果は次のとおりです。
プリンセスソフィア(スペイン)  21位 
スプリングカップ(フランス)    4位
イエール(フランス)        5位
ガルダ(イタリア)         4位
デルタロイド(オランダ)      9位
ヨーロッパ選手権(オーストリア)  優勝
世界選手権(デンマーク)      3位
セールフォーゴールド(イギリス) 14位
メダルレースが実施された7レース中5レースに進出しました。
加えて悪いデーターも言えばスタートでの失格、BFD・2回、OCS・3回。
世界ランキングは春先の38位から8月19日現在20位、次の更新では10番台にランク付けされるかもしれません。

近藤・田畑組は5月から5試合に出場しました。
デルタロイド(オランダ)     優勝
ヨーロッパ選手権(オーストリア) 2位
キール(ドイツ)         3位
世界選手権(デンマーク)     8位 
セールフォーゴールド(イギリス) 4位

ヨーロッパ遠征を武者修行に例えるなら、行く先々で、様々な風や波のコンデションで戦い、特徴ある選手達と対戦してきました。
視野も広がり、注意深くなり、自信も付いて逞しくなりました。
これより日本に帰り、4名は自らを厳しく鍛え直し、来年の3月、再びヨーロッパの地に立つ時、ワンランク上の戦績を残すことを目標にします。

会社をはじめ、多くの皆様にご支援いただき、大きなけがや病気も無く、健康に、そして事故無く、2009年の海外遠征を締めくくることができました。
「どうもありがとうございました!」