2009年 470級ヨーロッパ選手権 6月13日(大会6日)報告

小松 一憲

晴れ、南西の風、1から6メートル、心配していた通りになりました。風はそこそこあるのに、風向と風速が安定しません。15時まで陸上で待機し、レースエリアがボートで曳航して40分かかる、湖の南の端に変更されました。そこは、東西に切り立った崖が迫り、湖面の幅は約1500メートル、南には残雪の残る高い山が連なっています。冷たい湖面から岩肌の温まった山に向かって風が起こり、両側の崖でビル風のように収束されて強くなる、イタリア・ガルダ湖と同じスチュエーションの場所でした。しかし、ガルダ湖と比べると、スケールが小さく、その小ささは10分1、あるいはもっと小さいと表現した方が良いかもしれません。確かにそれなりの風が吹いていました。しかし、長続きせず、むらもありました。なんとかレースをしようと、レースコミッティーも一生懸命でした。南北に細長いトラぺゾイドのコースを設定し、16時22分、5から6メートルのコンデションで、男子のゴールドフリートをスタートさせました。

原田・吉田組は、本部船横、3艇左からうまく出て、すぐにタッキングし、右の崖方向を目指しました。崖沿いに吹く風を拾いに行き、トップないし2位の位置にいたのですが、突然風が止まり、走っていた艇があちこちを向きだしました。ここでコミッティーは、レースを中止しました。続いて、全てのレースを明日に延期し、今日のレースを終了しました。
ハーバーに帰ると明日(最終日)の、スケジュールの変更がが発表されていました。朝7時にレースが開始され、フリートレースを、男女共に少なくとも1レースおこない、その後にメダルレースが予定されています。
朝7時のレースに合わせ、私達も4時45分起床、5時45分宿出発と、朝のスケジュールを変更しました。
さて、風はどうなるのでしょう、朝6時半、いつも全員で、近くのパン屋さんに歩いて買いに行くのですが、今朝の湖面は凪いでいました。明日も同じく、期待できないかもしれません。