デルタロイドレガッタ2009 大会(第2日)報告 5月28日(木)
2009年06月01日 |
![]()
昨日までの風がぴたりと止み、穏やか晴れの天気となりました。このデルタロイドレガッタのレーススケジュールはコーチ泣かせと言えます。男子のレースが11時に始まる為、9時45分に出艇、女子のレースが終わってハーバーに戻ったのは午後8時45分、11時間ボートに乗っていたことになります。
コンデションは、風速4メートルから6メートル、風向335度から355度と20度の間で変化しただけで、数字を見れば、安定していたように思えるのですが、
実際は、この20度の中で、左右の振れを繰り返しながら、ゆっくりと風軸は左へと変化していきました。ここのレースコミッティーの特徴は、水深10メートル以下で底質が泥という池のメリットを生かし、とにかく頻繁に、マークの打ち直し、スタートラインの設定し直し、コースの変更をおこないます。10度振れると必ず、スタートを延期し、打ち直すか、レース中であれば、マークの変更をおこないます。ゼネラルリコールが続けば5度の変化にも対応し、スタートラインを打ち直します。それらの作業を5分以内でおこなうから驚きます。
男子第1レース、11時20分、風向335±10度、風速3.5から5メートル、本部船寄り、5艇左から出て即タッキングし、右へと展開しました。スタート後、左に展開したグループが第1風上マークを先に回り、原田・吉田組は6位で回航しました。インナーの風下マーク5位、第2風上マークでは7位に落ちましたが、6位でフィニッシュしました。
第2レース、13時10分、風向355±10度、風速4から5.5メートル、本部船寄り、10艇左からでました。ラインの風下から見る限り、攻めすぎたように見えなかったのですが「OCS」でした。第1風上マーク10位、フィニッシュは4位だっただけに悔やまれます。昨年来、インターナショナルの試合で10回目の「OCS」で、その9割が本部船寄り、5から10艇左のケースです。
第3レース、15時25分、風向355±10度、風速4から5.5メートル、2回のゼネラルリコールの後、マークを360度設定から355度に打ち直してレースを再開しました。
本部船横からスタートし、風下艇のホープレスに入って即タッキング、右方向に展開しました。何回かタキングをして、右半分を使って風上マークへアプローチしたのですが、先に回ったのは、左展開をしてきたグループでした。第1風上マークは10位でした。天気予報は、夕方にかけて北(左方向)に振れるということでしたから、基本的には左展開を考えるべきでした。フィニッシュは8位でした。
女子第1レース、16時12分、風向355±10度、風速4から5メートル、1回のゼネラルリコールの後ブラックフラッグスタートとなりました。アウトサイドリミットマーク寄り、4番の位置から無難なスタートをしました。スピード、上り角度、共に良く、1艇だけするすると抜けだして行きました。途中、タッキングの多さが気になりましたが、第1風上マークは、2位を10秒離して1位回航、その後第2風上マークで28秒、フィニッシュは52秒の差をつけてフィニッシュしました。
第2レース、17時40分、風向330±10度、風速4.5から6メートル、1回のゼネラルリコールの後、ブラックフラッグのスタートとなりました。アウトサイドリミットマーク寄り、3番手のまずまずのスタートでした。遠くを走る大型のクルーザーのセーリングを見て、風は左に触れることを、ほぼ全選手が見ていました。スタートの位置も良かったのですから、左方向に素直に伸ばすべきでした。スタートしてすぐにタッキングした為、有利サイドを、集団に明け渡す形となりました。第1風上マークを7位で回航、風下マークで10位、第2風上マーク15位と徐々に順位を下げてしまいました。その原因は、左(北)方向から吹いてくる風のパターンを読んでのコース取りが中途半端になったからでしょう。フィニッシュは13位でした。「BFD」(ブラックフラッグでのOCS失格)の艇が4艇いた為に成績は9位が付きました。
第3レース、19時17分、325±10度、風速4から5メートル、ゼネラルリコールの後ブラックフラッグのスタートとなりました。ライン中央から無難なスタートをしました。風が落ちてきたのに対し、マストレーキを倒した為に、パワーが足りず、苦しい走りになっていました。それでも他の艇と比べて見劣りせず走っていました。しかし、コース取りが悪く、自分達の後ろを通過していった艇に右からも左からも抜かれ、風上マークは20位の回航となりました。風下マークまでのランニングで一気に10位まで上がり、フィニッシュは、7位となりました。
風が安定しているようで、コース上にむらがあり、ゆっくり振れる風の変化を読むのが、予測しにくいという点で、難しかったと思います。このようなコンディションでは、皆、順位がアップダウンします。そこそこの順位で、堅く走っていれば良いのですが、トラブルと失格だけは避けなくてはいけません。原田・吉田組の「OCS」は、これほどの回数を重ねると、テクニックと言うよりも、二人の性格の問題になるでしょう。絶望的だという意味で言うのではなく、スタートの考え方、自分達の行動様式、判断など、自問自答しながら見直すことで、案外簡単に解決するのかもしれません。
近藤・田畑組のデビュー戦は、1位で始まりました。これを自信にして、さらに厳しく練習に取り組み、上を目指して精進し続けてほしいと願っています。
