オリンピックを終えて
2008年08月29日 | 北京オリンピック
![]()
やはり、スポーツは結果を残さなければなりません。
皆さまから メダルを期待していただけるまでに、世界ランキングを上げることはできました。
なのに、オリンピックでは14位に終わり、期待に応えられず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、チーム・アビームとして活動した3年間は、私のこれまで25年間の人生で一番充実した時間でした。
強風と高い波の中の座間味での練習、自分の限界まで追い込んだ筋肥大期のトレーニング、最初はまったく出来なかった懸垂・・
その瞬間瞬間で辛い事はたくさんありました。
でも、私にはオリンピックで戦うという大きな目標があったから、
自分一人じゃなくて、私のまわりには、
いつも自分に厳しく、尊敬できるパートナーの愛ちゃんがいたから、
オリンピックを6回も経験して、世界を知っている、周りからは時々「鬼」と言われるけれど本当はそうではなくて、愛情をもってコーチングしてくださった小松コーチがいたから、
どこにいても、どんな時でも支えてくれる家族がいたから、
わいわい言いながら応援してくれる友人たちがいたから、
応援メッセージをくださる皆さまがいたから、
私たちをサポートしてくださる方々がいたから、
そして、世界一の環境で活動させてくださり、いつも優しく見守ってくださった、西岡社長はじめアビームの皆さまの理解があったから、
だから、 ここまでやってくることが出来ました。
小学校低学年から高校3年生まで、土日は葉山の海で一人乗りヨットでプカプカとエンジョイセーリング。
レースに出ても良い成績は残していないし、自分がオリンピックに出るなんて夢にも思っていなかった。
そんな私に、アテネのキャンペーンに誘ってくれた前のパートナーがいたから、チャンスを与えてくれたから、だからオリンピックに出る事が夢になりました。
アテネのキャンペーンでは破れてしまいましたが、今回の北京のキャンペーンで、愛ちゃんに誘ってもらえたから、 コーチも環境も世界一で活動させてもらうことが出来たから、 世界のレースで前を走れるようになって、夢であったオリンピックがすごく現実的に見られるようになって。
そんな場所に自分がいられた事が、ほんとうにほんとうに幸せで、充実した日々でした。
今は、駆け抜けてきた3年間をゆっくり振り返りながら、これからのことを考えてゆこうと思っています。
これまで私達を応援いただき、本当にありがとうございました。
言葉では表せないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。
鎌田奈緒子





