キールウイーク2008 報告最終日(6月29日)
2008年06月30日 | コーチの声
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メダルレースが11時に開始され、天気は曇り、風向230±10度、風速3から4m、のコンディションでスタートしました。コースは、風上~風下を3周。スタートラインは、5度、リッミトサイドマーク有利に設定されていました。左から2番目に並び、無難にスタートして、左に少し伸ばしたところでタッキングをしました。その後はコースの中央に展開し、振れにあわせて走ったのですが、結果的に大きな振れを待って、両サイドに伸ばした艇のどちらにも負けて、第1風上マークを4位で回航しました。風下へのランニングでは、右のコースを選択したのですが、左にジャイブして角度をつけて走ったほとんどの艇に先行され、7位に落ちました。二回目のクローズホールドのコースに入って、風が6mに上がってきました。コース上に風のむらがなくなり、トリッキーな要素が少なくなりました。スピードも他の艇に比べ、はっきり良くなっていて、第2風上マークでは、トップに浮上しました。その後は2位以下を徐々に引き離し、53秒の差をつけてフィニッシュしました。
メダルレースに残ったのは、デンマーク、ギリシャを除き、他は、ロンドンを目指す選手達でした。勝って当たり前のレースで勝っただけです。喜びを大げさに表すことなく、二人が淡々としていたのは、たいへん良いことでした。この場面では、大喜びなどすべきではなく、内容をきちんと分析すべきでしょう。第1レグのコースで風の振れをしっかり捉えるまで我慢して走れたか?ランニングのコースで空の黒い雲の厚いほうを走ったか?風の弱いランニングで風下に落としすぎていなかったか?二回目のクローズホールドのコースで空の暗さ、海面の色の濃さは右のコースだったのではないか?
私は、「もし神様がいて、まったく同じレースをもう一度やらせてくれたらどうするかをしっかり考えるべきだ!」ということを、よく選手に言います。1レース、1レースの経験を積み上げて、そつの無い選手、賢い選手、経験の引き出しを多く持った選手と評されるようになって欲しいのです。
3時半から、キールウイークで実施された、すべてのオリンピッククラスの表彰がありました。最後に表彰された近藤・鎌田組は、ベストクルー賞を授与されました。並べたスコアー(1・2・2・1・1・1・1・1・1・1・1)が素晴らしく、内容も大半がダントツだったのが評価されたのでしょう。もらった470級優勝のプレートには、1995年以降の優勝者の名前が刻まれていました。一番上にアトランタオリンピックの銀メダリスト、重由美子・木下アリーシャ組の名前がありました。これを励みに次なる目標に向かって、元気よく、練習に取り組んで欲しいと願っています。
報告を終わります。






















