2008年 プリンセスソフィアトロフィー 大会最終日(3月21日)
2008年03月24日 | コーチの声
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最終日のメダルレース、9から11m、220±10度の強風が終日吹きました。水深が浅い為、波長の短い高い波が立ち、この波で470級女子の前におこなわれた49er級は、10艇中7艇が沈をする、エキサイティングなメダルレースとなりました。
12時50分、女子のレースがスタートしました。近藤・鎌田組はリミットマークの下一番を狙って会心のスタートをしました。ハーバーに近いA海面のセオリーは、「スタートして、基本的に岸方向に伸ばすこと」と、この海面で13レースを戦った49er級の石橋・牧野組に聞かされました。このセオリーは、出場チームの誰もが知っていたようです。全艇が左コースを選択する展開となりました。第1風上マークは、トップのオランダに5秒遅れて2位で回航し、3位オーストリア、4位イギリスと続きました。
風下マークで近藤・鎌田組は、再び左コースを取りましたが、オランダはじめ上位で回航したチームは、右海面を選択しました。艇団は、左右に別れました。しかしコースの良し悪しはどちらとも言えず、近藤・鎌田組は、オランダに30秒の差を付けられましたが2位をキープして第2上マークを回航しました。3位にはイギリスが上がってきました。
最後のランニングは、オランダに引っ張られる形でフィニッシュマークを勘違いし、右方向に走り過ぎました。結果としてジャイビングのポイントが遅くなり、スピンを下ろしたポートタックの状態でフィニッシュラインを切りました。ランニングのオーバーセールといえる形になってしまったのです。先にジャイブして、真っ直ぐ走ったイギリスに半艇身、前に出られて3位となりました。
今日のコンディションで、オランダにはクローズもランニングもかなわなかったのですが、世界のトップテンの中で2番の走りができました。沖縄での練習が活きたと考えます。9から11mは、冬の沖縄では通常の風速で、波高など比較になりません。今日は、タクティクスに甘さが目立ちました。また動作のスピードにも改善の余地があります。強風でのタキングの回数、後続艇に対するランニングのタクティクス、そして基本中の基本、帆走指示書のコースを頭に叩き込むこと等等、今日の反省を世界一になる為に、しっかり胸に刻み込んでおくべきでしょう。
ヨーロッパ遠征の初戦は、6位に終わりました。これからオリンピックまで5試合、世界のトップランキングの選手達とずっと一緒の「ツアー」ともいえる戦いが続きます。この間、それぞれの調子を伺い、道具の選択など「腹の探りあい」もあります。いずれにしても私達は、明日からも変わらず、日々、心新たに、そして謙虚に練磨し続けるのみです。
報告を終わります。
プリンセスソフィアトロフィー470級女子成績
http://www.trofeoprincesasofia.org/result.php?miclase=470%20Women
