2008年 プリンセスソフィアトロフィー 大会3日(3月18日)

小松 一憲

夜から明け方まで吹いた西南西の風が、海面にうねりを残し、そこに270度から290度、5から7メートルの風が吹いてきました。風は半島を越えて吹いて来る為に強弱と角度が断続的に変化し、波長の短い波も伴って、難しいコンデションとなりました。

近藤・鎌田組は、第1レース、ゼネラルリコールになったスタートでスカリングの違反をとられ、720度ターンをしました。これにひるむことなく、やり直されたスタートでは、右方向に展開するコースを選択し、狙い通り、本部船寄り、上一番のポジションから出ました。今日の風向は、昨年、何回か経験しています。右から入るパフを我慢して待ち、入ってきたところでタッキングをしましたが、その時点でトップの位置になりました。走りもまずまずで、第1風上マークは2位を11秒離して回航しました。その後、その差を25秒まで広げ、2位以下の艇がマーク回航ごと、めまぐるしく順位が入れ替わる中をフィニッシュまでトップをキープしました。

第2レースは、リミットマーク寄り、下4番手のスタートをして、左海面を使う展開となりました。第1上マークへは、ポートタックでアプローチし、3位で到達しました。しかし、マーク回航のタキングを4位の艇の内側でしたのですが、角度的にぎりぎりだった為に、スピードが無くなりマークタッチをしてしまいました。360度ターンでペナルティーを解消したのですが、ターンのダメージを精神的にも引きずることなく、最小に食い止め、下マークを8位で回航しました。その後、フィニッシュは10位となりましたが、2艇のOCSがあって8位の順位が付きました。
1位をとった今日の第1レースを除き、まだまだ、納得できる、すっきりとしたレースができていません。しかしスタートにシャープさが戻り、コース取りにも思い切りの良さが戻ってきました。残り4レースで、しっかり調整できれば良いと考えています。

男子の原田・吉田組は、第1レース、BFDの失格、第2レース、OCSと今日の2レース共にスタートで失格してしまいました。ただし、私は、今日のスタートを見て、昨日までのスタートと比較し、進歩したと評価します。他艇に引っ張られて、ズルズルと出てしまった失敗ではなく、主体性を持ち、意図的に攻めた結果の失敗でした。スタートラインに並ぶ全艇のバウが見えて、スタートラインに対する自分達の位置関係が把握できていての失敗ですから、この経験は、今後に生きてくると確信します。明日からシルバーフリートに落ちてのレースとなりますが、1レース1レース、最大限の努力をし、攻めのレースを貫いてほしいと願っています。


プリンセスソフィアトロフィー470級女子成績
http://www.trofeoprincesasofia.org/result.php?miclase=470%20Women