2008年 プリンセスソフィアトロフィー 大会2日(3月17日)
2008年03月18日 | コーチの声
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私達がこちらに到着した14日から、判で押したように同じ天気とコンデションが続いています。昨日の報告で「吹き出したシーブリーズは徐々に右方向に振れていき・・」と書きましたが(左)方向の書き間違いでした。吹いてくる時間帯が同じなら振れていく時間帯も風向も同じです。風速は、昨日に比べ、若干弱く、平均4から5mでした。波は、始めは無いのですが、時間の経過と共に少し出てきます。風の波よりもコーチボートによって作られる波のほうが厄介かも知れません。
近藤・鎌田組の第1レースのスタートは、ゼネラルリコールの後、リミットマークが風上に引き上げられ、傾きが少し大きなスタートラインとなりました。リミットマーク寄り、下五番手を狙いましたが、バウの出し方が足りず、メインシートを絞るタイミングも遅く、スタート後、即タッキングで全艇のスターンをかすめて右に出る展開となりました。第1上マークのトップグループは、昨日も同じく、スタートして左に伸ばし、左海面を使うコース取りで形成されます。逆を走りながらも第1上マークの回航は、14位、そこから追い上げて8位でフィニッシュしました。
第2レースは、リミットマーク寄り10番手のところでスタートの位置取りをしました。このスタートも若干凹んだうえにメインシートを絞るタイミングが遅く、風下艇の後ろに付くスタートとなりました。即、逃げのタッキングをしたのですが、タキング直後、スターボード艇の前を横切れると判断して、相手に回避行動をとらせてしまいました。結果として720度のペナルティーターンをする苦しいスタートとなりました。上マーク回航は30位でフィニッシュは20位でした。
私の分析ですが、2日間、安定した順位をとり、成績表の上位に名を連ねている選手達は、総じて普段からリミットマーク寄りのスタートを好み、また、それを得意としているアグレッシブさを持ち合わせた選手達です。ここでのシーブリーズのパターンを考えると左サイドを取るために必要不可欠なリミットサイド寄りからのスタートと言えます。これを克服しなければ、前に出ることはできません。
原田・吉田組、男子のスタートは、女子の10分後におこなわれる為、これまで見ることができませんでしたが、今日、初めて、第2レースのスタートの始終を観戦しました。男子は、女子に比べ1・5倍アグレッシブです。全ての動きがスピーディーでクイックです。スタートライン上に並ぶ艇の間隔も狭く厳しい並び方をします。この中と言うか列から飛び出さなくてはインターナショナルの選手になれません。にもかかわらず、リミットサイド有利のスタートでありながら安全を狙って集団の右端からスタートをしようとしていました。この時期に、そしてこのチャンスに、失うものなど何もない若手がどうして尻込みしたようなスタートを選択するのでしょう。二人には、「気後れせず、強い気持ちで、出なくてはいけないところ、一番出たいところを狙っていくように」と指示しました。出なくてはいけないところに、どのようなトップランキング選手がいようとも、そこに挑戦しなければ、いつまでもローカルな選手の域を脱することができないでしょう。
成績にこだわり、常に頂点に立つことを目標にすると言いながら、初戦、二日目までの成績は、男女共にいまひとつです。しかし、一戦一戦、足元を見据え、クリアーすべきところをクリアーし、練磨しながら転戦するのが欧州遠征と心得て、チャレンジしていきます。
プリンセスソフィアトロフィー470級女子成績
http://www.trofeoprincesasofia.org/result.php?miclase=470%20Women
