オリンピック第一次選考会報告(11月13日・大会第4日)
2007年11月14日 | コーチの声
高気圧におおわれ、予報通りの穏やかな一日となりました。
朝から陸上待機となり、12時過ぎまで風を待ちました。
そよそよと入ってきた南西の風で出艇し、スタートは13時35分、220度、2mから3mのコンデションでした。
南西の風は、弱いながらも±10度の振れで比較的安定しています。
参加選手全員が広島の風になれてきたのでしょう、風待ちの時も、のんびりしたムードが漂い、吹き出した風の強さで、レースが始まる始まらないを予測できるようになりました。
3時過ぎに行われた今日の第2レースにおいて、風が消滅し、途中ノーレースの旗が掲揚されても「またか~」程度の反応で、それを当然のことと受け止めるようにもなっています。
レースは、今日で半分が終わりました。この選考会に限らず、どの大会においても三分の一の選手が、選手枠を獲得する、あるいは上位を狙う可能性の低くなったことを実感し、次第に覇気をなくしていきます。
後半は通常の大会であれば、順位に大きな変動がおこりません。
しかし、ここ広島では、残り8レースが予定されており、特に、北寄りの風では何が起こるかわかりません。
男子においては、上位の得点差はあって無いようなもので、最終的にどの様になるのか全く予測が付きません。
明日は予備日で、どの選手も休養をとると思われます。
明後日以降は、新たなレースの始まりで、これからが本番と、心してかかるべきです。
全選手が広島の海に慣れてきました。
風の特徴も把握できたことでしょう。実力差がじわじわと出てくるはずです。
今日のレース、近藤・鎌田組は、吉迫・大熊組に第1上マーク回航を一艇身先行されました。
しかしランニングで追いつき、風下マークでオーバーラップして内側に入り、先に回航した後は徐々に引き離す展開で1位となりました。
今日までの成績で2位に7ポイントの差を付けました。
後半戦も今まで通りの気持ちで戦えば、勝利はおのずと見えてくるに違いありません。
スタートラインの真ん中から、やや凹んで苦しいスタートをしながらも、上マークで11位、下マークで8位、第2上マークで5位まで上がってフィニッシュした原田・稲村組が首位をキープしました。
男子の上位は混戦で、経験も実力も豊富な選手達がそろっています。
一日一日、1レース1レースを勉強と考え、とにかく「謙虚に挑戦する」のみです。
