オリンピック第一次選考会報告(11月12日・大会第3日)
2007年11月12日 | コーチの声
昨日にまして、しっかりした西高東低の気圧配置となり、広島も今年一番の寒さを記録しました。
期待した北よりの風が、午後になってようやく吹いてきました。
しかし、風速4mから8m、風向320度から350度の範囲でめまぐるしく変化し、かつ断続的に吹いてくる風には、むらもあって難しいコンデションでした。
難しいといえば聞こえはいいのですが、とにかく大変なレースが展開されています。
あまりの不安定な風に誰もがあきれ、あるコーチ仲間がつぶやきました、「広島で安定した風が吹くのがおかしい状態で、不安定が当たり前なのでしょう」と・・。
世界各地で開催されているインターナショナルレベルのヨットレースの一般的な尺度では、とても考えられない「unbelievable」なコンデションなのです。
10時のスタートにあわせて出艇しましたが、レース海面に向かう途中から風が落ち出し、今日も陸上に戻って一時待機の状態になりました。
再び出艇してレースが再開されたのは12時55分でした。風向30度、風速4mから6mで始まりましたが、フィニッシュする頃は340度まで変化していました。
風のあるところと無いところがトリッキーに出現して、順位がめまぐるしく入れ替わるレースになりました。
まずまずのスタートをして出て行った近藤・鎌田組でしたが、第1上マークを5位で回航し、その後のマーク回航順位は、2位~4位~7位~5位(フィニッシュ)という具合で、このレース、トップフィニッシュした田端・栗田組も第1上マークは6位、最後はダントツになっていました。
340度の風は、2時過ぎから、次第にトリッキーな風のむらや変化が無くなり、レースコンディションもそれらしくなってきました。
近藤・鎌田組は、この2レースをしっかり1位でまとめ、2位以下との得点差を広げることができました。
男子は、今日まで6レースが実施され、早稲田大学の4年、3年コンビ、原田・稲村組がトップに浮上してきました。
このチームは、先の全日本選手権大会よりアビームコンサルティングのサポートを受けて、近藤・鎌田組と共に活動しています。
明日は、高気圧に覆われ、またまた不安定な風の一日となりそうです。
