2007年11月 アーカイブ

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日も、座間味は強風・高波警報が発令し、座間味―那覇を結ぶフェリーは、全便欠航でどうしよう~~(涙)
と思っていたら、座間味役場や商工会の方々のはからいで、セスナ機を用意していただけることになり、なんとか今日東京に帰れることになりました。

座間味島のとなりにある、阿嘉島の慶良間空港に行き、5人乗りのセスナ機に乗りました。
那覇までは、約20分で着き、強風で結構揺れましたが、沖縄の綺麗な海を見ながら、空の旅を楽しみました!

と言いつつも、小型飛行機は初体験だったので、ドキドキして、那覇に着いたときは、安心感から放心状態になってました(笑)
小松コーチは、初めて座間味に来たときに、セスナに乗っていたので、ビデオを片手にすごく楽しんでいました。

そのあとは、とくに何もなく順調に羽田到着しましたが、私たちの行き先は、国立科学スポーツセンター。
今日、本当は体力テストと身体測定・メディアトレーニングを受ける予定でしたが、行けなかったので後日に延期。
しかし、明日は自分達の筋力トレーニングや取材の予定があるので、今日は宿泊します。

今回の件で、フェリーが欠航しそうな、気圧配置を覚えました。
12月にまた座間味に行ったときは、きちんと天気をチェックし、今回のようなことにならないようにしたいです。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

座間味合宿も今日で終わり、明日から国立スポーツ科学センターでの体力チェックに参加する予定でした。

が‥、沖縄の下に発生した台風の影響で那覇に渡るフェリーは全便欠航になり、セスナ機も飛ばないということで、島生活がもう1日延びました。
こんな日は、朝から掃除や、三線(沖縄の三味線)の練習や、海洋文化センターで沖縄の歴史を学んできました。
ウォーキングとトレーニングも。思いがけない休暇でしたが、ここの強風で疲労した体も休まり、良い休日になりました。
今回は3日間の練習でしたが、7~17mの風で1日6時間の練習は、沖縄だから出来るのだと思います。
オーストラリアでの世界選手権に向けてとても良い練習になりました。

明日はフェリーが出る事を神様にお祈りして、、おやすみなさい。

座間味島

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子 & 小松 一憲

座間味島に到着しました~♪

フェリー乗り場に、歓迎の言葉が掲げられていました。
座間味島のみなさん、ありがとうございます!またお世話になります。

今年の始め、3回合宿をし、私たちを鍛えてくれた座間味島。島の人々は、とても温かい方ばかりで、みんな声を掛けてくれ、私たちが島を訪れるたびに、大歓迎をしてくださいます。

そして、座間味の海は、朝から晩まで休む間もなく、強風が吹き続け、東シナ海に面している為、3~5メートルのうねりが入ってきます。強風を集中的に練習するにはもってこいの所で、今回も海に鍛えてもらおうと思います!今日もびゅんびゅんでした。明日はさらに吹く予報です。

短い期間ですが、集中して頑張ります!(^^)!

小松 一憲

最終日の報告が、レース後の後片付けと移動、沖縄練習へ向け東京大井埠頭搬入等で遅れました。申し訳ありません。

大勢の皆さんに応援され、お蔭をもちまして第一次関門を1位で通過しました。

最終日は、大陸の寒気を伴った高気圧が張り出し、広島も今年一番の寒さになりました。
北西の風が強く吹き、ハーバーの風速計で17.7mの瞬間最大風速を記録したそうです。

陸に近くセットされたコースへ、山を越えて吹いてくる風は相変わらずで、風速は5mから13mオーバーとアップダウンが激しく、風向も男子の第1レースでは320度から170度まで、50度も振れ、それがさらに振れ戻るといった大変なコンデションでした。

当初からコンデションが危惧されながら、ここでの大会開催を依頼され、一週間以上の会期、尽力された地元関係者の皆さんのご苦労に頭が下がります。

この大会も、最後の二日間で風に救われた感があります。
海外に日本の470級代表を送り出す上で、現状では一番力があると考えられる選手達がきっちり選ばれました。「実力のある選手たちの努力の結果」という言葉を付け加えなければなりませんが、不安定な微風のコンデションで始まったこの大会、前半はどのようになるのか、オリンピック経験者(470級OB)として本当に心配しました。
2012年ロンドンオリンピックにも470級が採用されることになりました。まだ先の話になりますが、2012年に向けての選考レースは、このようなコンデションで選ぶことの無いようにしたいものです。

コースの短さもトップ艇40分、ここで選ばれた選手が世界に出て行くのですが、この広島で行われた選考レースと世界のスタンダードなレースは、少し乱暴な言い方をすれば、種を異にする全く違う次元のレースです。
障害物から遠く離れ、風向風速が安定している場所で、トップ艇の所要時間1時間のコースが作られ、3m以下ではスタートせず、スピードと技術のコンテストがおこなわれます。
来年1月開催のメルボルンの世界選手権には頭を切り替えて臨む必要があります。
私が見るところ、ここで実力を発揮できなかった選手の中に、将来性豊かで光るものを持つ選手が何人かいました。その選手達が落胆することなく今後も精進し続けてほしいと願わずにはいられません。

1位で通過した近藤・鎌田組ですが、この大会を義務付けられた通過点と考え、今後も変わらぬ努力をし、メルボルンでは、昨年銀、今年4位と逃した世界選手権の頂点に向け、まい進してほしいと思います。

4年ごとのオリンピック選考レースのたびに何人かの競争相手が肩を落として去っていきます。
その後姿を見て、私は思います。競争相手がいて自分が成長できたのです。相手を土俵下に投げ飛ばし、ガッツポーズをとる横綱ではなく、土俵下から戻る相手に、そっと手を差し伸べるマナー(優しさ)を、忘れることの無い横綱、二人には、そんなチャンピオンになってほしいと願っています。

近藤 愛

昨日のレース終了後、片付けをし、ヨットをトレーラーに乗せて18時に広島を出発しました。
今回は、ヨットを2艇持って行ったので、車はコーチのを含めて3台となり、それぞれ1人で広島から神奈川までを運転することになってしまいました。
途中、滋賀県の多賀サービスエリアで睡眠をとり、今日の昼に葉山に帰ってきました。

そして、一息つく暇もなく、沖縄にヨットを送る準備をし、有明フェリー埠頭に持って行き、フェリーに乗せてきました。

その時点でもう夕方でした。
新橋に用事があった私たちは、道を間違えて銀座に迷いこんでしまいます。
この何カ月か、ハーバーと海の往復ばかりだったので、銀座の綺麗なクリスマスイルミネーションを見て、思わず感動してしまいました。
街は、もうクリスマスなんですねっ♪
レースを終えたばかりの私たちは、このイルミネーションを見て久しぶりに都会の気分を感じ、少し癒された気がしました。

私たちの、今後の予定は、11/23~28座間味練習、12/3~20オーストラリア・シドニー、12/22~29座間味練習、1/3~2/4オーストラリア・メルボルン
と、いう感じで、ワールドへ向けて、強風トレーニングに励みます。
東シナ海のビックウェーブとサメに会えるのが楽しみです!

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

18日の選考レース最終日、西高東低の気圧配置となり、全国的に風が強くなる予報でした。
しかし広島の朝は風がなく、やっぱり広島は吹かないんだ。と思っていましたが、出艇してすぐ、黒い雲が広がり始め、冷たい北西の風が段々強くなり始めました。

男子からスタートをし、次に女子がスタートした頃には風が大きく振れ、ノーレースとなりました。
男子がフィニッシュした後に、再び女子のレースが始まりましたが、その頃には10メートル前後まで風速が上がり、思いがけない強風レースとなりました。

前日まで2位3位のチームに点差を縮められてたので、私たちにとって強風はラッキーでした。
なぜなら、去年から強風を克服するために、座間味島で練習し、今年のポルトガルワールドでは日本チームで1番だったので、勝てる自信がありました。

昨日の失敗で追いつめられる形となった私たちは、最後の戦いを決めるためには今日の1レース目がとても大事だと思っていました。
レース前に、『失敗を恐れず強い気持ちでやろうね!』と二人で言い合い、いつも通りの走りができ、1位でフィニッシュ。

2レース目は、大きな失敗をしないように(特に沈など。)心掛け、3位フィニッシュ。
途中まで1位でしたが、抜かれてしまい、強風下でもまだまだ課題が残りました。
最終的には、3点差で第1次選考を1位で通過、オーストラリアワールドへ向けて勢いがつきました。

今回の選考レースでは、
たくさんのことを学び、ワールドに向けての課題がたくさん見つかりました。
もっともっと強くなり、どんな時でも動じない強い心を持ちたいです。
そのためには、1分1秒たりとも無駄にぜず、頑張って練習やトレーニングに励みたいと思います!

Team ABeam スタッフ

最終日を迎えた広島から速報です。

チーム・アビームが2位と3点差で優勝し第1次選考の1位ポイント6.0点を獲得しました。

小松 一憲

北寄りの風が止んで、予報されていた南西の風が吹き出すのを待ち、10時まで陸上待機しました。南に一筋、濃い線が見え始めてから、海面全体に広がるまでの時間が早く、今日はこれまでになくしっかりした風が吹いてきました。風速5.5mから6.5m、風向220度の申し分ないコンデションで11時36分に男子がスタートしました。風速が急激に落ちて、トリッキーに振れたり、場所によって強弱のムラがあったり、といった変化が起こったのが昨日までのコンデションでした。しかし、今日は違いました。第2レース以降、風向は190度で安定し、第2レースの風速、6mから8m、第3レース、8mから10m、第4レース、7mから9mと、これまでの広島の印象が一変してしまいました。

近藤・鎌田組は、第1レースのスタート前、マストレーキを変えていた時、ジブハリヤードのワイヤーがマストのチークブロックのシーブから抜けてブロックの外壁との間に挟まり、ジブハリヤードのテンションがかけられないというトラブルがおきてしまいました。ハリヤードにテンションが強くかけられない状態でスタートしたのですが、思うように走れず、コースの途中でリタイヤーしました。ハーバーに曳航で帰り、トラブル箇所を修理して再びレース海面に戻りました。女子がフィニッシュするのと同時に戻ることができましたから、海面を離れたのは25分ぐらいだったかもしれません。

第2レースは、第1下マークで2位以下を20秒ほど離して回航し、ほぼダントツ状態になりました。しかしその後、あろうことか、後続をカバーせず、左右に別れ、分かれた後続艇が大きなシフトをつかんで、第2上マークでは3位に落ちるハプニングが起こりました。やはり平常心を失っていたのでしょう。

第3レースも、走りやコース取りにいつもの冴えが無く、タッキングやスピンホイストといった動作でバタバタするなど、全くいいところが無く、見ていてもこれが同じチームなのかと自分の目を疑うほどでした。

第4レースは、マストレーキを倒したことが功を奏し、スピード感を取り戻しました。ここで自分達の本来のペースに戻ることができたのでしょう、第1マークの回航から30秒近く2位を引き離すダントツの走りをしてフィニッシュしました。

ヨットレースは、走りのスピードをフィーリングで判断し、作りだします。常に変化する風を柔軟な頭で読み、相手の動きを把握し、コースを選択します。これらのことをよどみなく、同時進行させる為に必要なのは、冷静かつ強固な気持ち、強いメンタルなのでしょう。そのことを強く印象付けられた今日一日のレースでした。近藤・鎌田組は、また一つ大きな勉強をしたように思います。

いよいよ明日が最終日、得点差は2位の吉迫・大熊組と2点、3位の田畑・栗田組と4点、今日一日でだいぶ追い上げられました。しかし、私は心配していません。いつもの自分達に戻って戦えば良いのです。

男子は、6m以上の風が安定して吹くと、やはりこれまでのナショナルチームが実力を発揮するようです。1位、関・柳川組、2位、山田・中村組、3位、松永・上野組と順当なところが台頭し、原田・稲村組は4位、昨日までトップの石川・野呂組が5位というように入れ代わりました。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は、朝から快晴で暖かくなり、南風が入ってくるという予報通り11時には風が入ってきました。

スタート時刻の11:45頃には6~7メートルまで上がり、ピンダウンをしました。そのときに、ワイヤーがシーブの間に入り込み、テンションが引けなくなりレースに出るかどうしようか悩みましたが、スタートして走りが悪くなければ続行しようと思いました。いざレースになり、テンションが弱い状態では走りがものすごく悪かったので、途中でレースをリタイヤし、一度陸に戻り直すことにしました。

幸い、陸が近かったことと、陸にいた人たちに手伝ってもらえたので、すぐ直り2レース目には間に合いました。
しかし、1レース目をリタイヤしてしまったことで、気持ちに焦りが出てきてしまい、2・3レース目を3-4と崩してしまいました。気持ちの焦りが動作の失敗やボートスピードに影響してしまい、めちゃくちゃなレースをしてしまいました。

このままじゃいけないと思い、4レース目は周りを気にせず自分たちの走りに集中することを心掛けたら、1位を取ることが出来ました。

6~9メートルの風は、私たちの得意分野ですが、今日みたいな失敗をしてしまうのは、まだまだ心の弱さがあるからだと思います。練習やプレッシャーが何もない状態なら、絶対に勝てるのですが、トラブルや不安な要素があるとそれがレースで失敗する要因になってしまいます。

もっと強い気持ちを持ち、明日の2レース、良いレースをしたいと思います。

1位 チーム・アビーム 20点
2位 吉迫/大熊組 22点
3位 田畑/栗田組 24点

小松 一憲

うす曇りで靄がかかり、海と空の境が見えない無風状態が、昼過ぎまで続き、今日も陸上待機で一日が始まりました。15時に180度から3m弱の風が吹いてきたところで出艇しました。吹き出した風は徐々に左に振れていき、風向90度、風速3m、16時にレースが開始しました。東西に細長い広島湾ですから、東方向に障害物はありません。これまで実施されたレースの中では、比較的安定していたと言えます。しかし、トップ艇が40分でフィニッシュしてしまう小さなコースでありながら、風の強い所と弱い所が出現し、そこに風向変化も加わって、トップ艇と最後尾艇との差は第1マークから思いのほか大きくつきました。

女子は日大の平井・板倉組がトップフィニッシュ、2位に田畑・栗田組、3位に近藤・鎌田組が入りました。男子は石川・野呂組が6位、昨日まで総合トップだった原田・稲村組が15位と振るわず、結局、総合順位が2点差で入れ替わり、石川・野呂組がトップになりました。

どの方向から吹いても四方を山や島で囲まれている広島湾は、安定した風向風速を期待できません。ここでは、いかにリスクの少ないコースを走るか、振れの傾向を読んで走るかというところで勝敗が決まります。トリッキーなコンデションの為に、各レースごとの1位は、誰にもとるチャンスがあります。1位も大切ですが、コンスタントに上位にいることのほうがより大切で、その証拠に今日、男子総合でトップになった石川・野呂組、トップとの差を徐々に縮め、順位を4位まで上げてきた関・柳川組に1位フィニッシュはありません。

明日は、風が吹けば、4レースが実施されます。いよいよ終盤、気力、実力、共に真価が問われます。これまで蓄え、作り上げた経験の引き出しを有効に使い、冷静に戦いを進めていくだけです。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は、朝から霧が濃く、風も全くなく陸上待機から1日が始まりました。
ここのところ、ずーーっと風待ちなので、大分慣れみんなでおしゃべりを楽しみながら待っています。

霧が全然取れないので今日も無理かな?と思っていましたが、15:00頃風速2.5メートルで風向90度の風が入ってきて、すぐ出艇。16:00頃スタートで1レース行いました。
風が振れ振れで、相変わらず難しい海面でしたが、3位でフィニッシュ。

2位との点差は昨日までと変わらずです。
明日は最大4レースを予定しています。
いつも通り、マイペースに頑張ります。

1位 チーム・アビーム12点
2位 吉迫/大熊組19点
3位 田畑/栗田組21点

小松 一憲

昨日は一日休養し、今日から新しい気持ちで臨んだのですが、風は相変わらず吹かず、朝から陸上待機のまま、午後3時30分に試合が明日に延期される決定が下されました。

最終日(18日)まで、風待ちだけではなく、予測できない他のアクシデントも含め、どのようなことが起ころうとも気持ちを切らすことなく、「これもヨットレース」と達観し、落ち着いて試合を続けてほしいと願っています。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は、朝から風が弱く、15:00まで陸上待機で結局レースは行いませんでした。

小松 一憲

高気圧におおわれ、予報通りの穏やかな一日となりました。
朝から陸上待機となり、12時過ぎまで風を待ちました。
そよそよと入ってきた南西の風で出艇し、スタートは13時35分、220度、2mから3mのコンデションでした。
南西の風は、弱いながらも±10度の振れで比較的安定しています。

参加選手全員が広島の風になれてきたのでしょう、風待ちの時も、のんびりしたムードが漂い、吹き出した風の強さで、レースが始まる始まらないを予測できるようになりました。
3時過ぎに行われた今日の第2レースにおいて、風が消滅し、途中ノーレースの旗が掲揚されても「またか~」程度の反応で、それを当然のことと受け止めるようにもなっています。

レースは、今日で半分が終わりました。この選考会に限らず、どの大会においても三分の一の選手が、選手枠を獲得する、あるいは上位を狙う可能性の低くなったことを実感し、次第に覇気をなくしていきます。
後半は通常の大会であれば、順位に大きな変動がおこりません。
しかし、ここ広島では、残り8レースが予定されており、特に、北寄りの風では何が起こるかわかりません。
男子においては、上位の得点差はあって無いようなもので、最終的にどの様になるのか全く予測が付きません。

明日は予備日で、どの選手も休養をとると思われます。
明後日以降は、新たなレースの始まりで、これからが本番と、心してかかるべきです。
全選手が広島の海に慣れてきました。
風の特徴も把握できたことでしょう。実力差がじわじわと出てくるはずです。

今日のレース、近藤・鎌田組は、吉迫・大熊組に第1上マーク回航を一艇身先行されました。
しかしランニングで追いつき、風下マークでオーバーラップして内側に入り、先に回航した後は徐々に引き離す展開で1位となりました。
今日までの成績で2位に7ポイントの差を付けました。
後半戦も今まで通りの気持ちで戦えば、勝利はおのずと見えてくるに違いありません。

スタートラインの真ん中から、やや凹んで苦しいスタートをしながらも、上マークで11位、下マークで8位、第2上マークで5位まで上がってフィニッシュした原田・稲村組が首位をキープしました。
男子の上位は混戦で、経験も実力も豊富な選手達がそろっています。
一日一日、1レース1レースを勉強と考え、とにかく「謙虚に挑戦する」のみです。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は12:40まで陸上で風待ちをし、そよそよ入ってきた南西の風で1レース行いました。
北風の時のような振れ幅はなく、風速は3メートル安定して入っていました。

私たちは、スタートから飛び出し、スピードも良く、吉迫艇と一騎打ちになりました。
1上マークをリードされましたが、アウターコースのサイド―下マークの間に抜き、そのままリードしてフィニッシュしました。

フリーのレグで抜けたということが、すごく良かったと思います。
今日でまた1点貯金が出来、7点差です。

1位 チーム・アビーム 9点
2位 吉迫/大熊組 16点
3位 田畑/栗田組 19点

明日はレイデイで、男女共お休みです。

小松 一憲

昨日にまして、しっかりした西高東低の気圧配置となり、広島も今年一番の寒さを記録しました。
期待した北よりの風が、午後になってようやく吹いてきました。

しかし、風速4mから8m、風向320度から350度の範囲でめまぐるしく変化し、かつ断続的に吹いてくる風には、むらもあって難しいコンデションでした。
難しいといえば聞こえはいいのですが、とにかく大変なレースが展開されています。
あまりの不安定な風に誰もがあきれ、あるコーチ仲間がつぶやきました、「広島で安定した風が吹くのがおかしい状態で、不安定が当たり前なのでしょう」と・・。
世界各地で開催されているインターナショナルレベルのヨットレースの一般的な尺度では、とても考えられない「unbelievable」なコンデションなのです。

10時のスタートにあわせて出艇しましたが、レース海面に向かう途中から風が落ち出し、今日も陸上に戻って一時待機の状態になりました。

再び出艇してレースが再開されたのは12時55分でした。風向30度、風速4mから6mで始まりましたが、フィニッシュする頃は340度まで変化していました。
風のあるところと無いところがトリッキーに出現して、順位がめまぐるしく入れ替わるレースになりました。
まずまずのスタートをして出て行った近藤・鎌田組でしたが、第1上マークを5位で回航し、その後のマーク回航順位は、2位~4位~7位~5位(フィニッシュ)という具合で、このレース、トップフィニッシュした田端・栗田組も第1上マークは6位、最後はダントツになっていました。

340度の風は、2時過ぎから、次第にトリッキーな風のむらや変化が無くなり、レースコンディションもそれらしくなってきました。
近藤・鎌田組は、この2レースをしっかり1位でまとめ、2位以下との得点差を広げることができました。

男子は、今日まで6レースが実施され、早稲田大学の4年、3年コンビ、原田・稲村組がトップに浮上してきました。
このチームは、先の全日本選手権大会よりアビームコンサルティングのサポートを受けて、近藤・鎌田組と共に活動しています。

明日は、高気圧に覆われ、またまた不安定な風の一日となりそうです。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は、朝から雨が降ったり止んだりで、空気も冷たく不安定な天気でした。

1レース目は、シフトもブローも特に激しく、ついていけなくなり、5位を取ってしまいました。
2.3レースは、5~7メートルの風が割と安定して入ってきたので、1-1を取り、立て直すことが出来ました。
今日で女子は7レース、男子は6レース終えたので、最も悪い順位を一つ捨てることが出来ます。

1位 チーム・アビーム 8点
2位 吉迫/大熊組 14点
3位 田畑/栗田組 16点

明日は高気圧にすっぽりで、風が弱い予報です。着々と1点ずつ貯金していきます。

小松 一憲

西高東低の気圧配置になり、北よりの風が安定するのではないかと期待しましたが、10時にスタートした最初のレースは、340度、7mの風が、わずか30分の間に0.5から1mにまで落ち、男女共に途中で中止となりました。
海上で風待ちをする間に風は四方から吹いたり止んだりを繰り返し、結局、340度に戻りました。
再度、スタートをしたのですが、二回目も同じく、途中1m弱まで落ちて、中止となりました。

13時50分に、やはり340度、5mの風で、今日、三回目のスタートがおこなわれました。

今日は女子が先にスタートしたのですが、トップで回航した近藤・鎌田組が第2上マークに向かい始めた頃に風は20度ほど右に振れ、風速も一気に5mから13mまで吹き上がりました。
その風は、第2上マークを回航してランニングになり下マークに到達するまでに落ちて、フィニッシュする頃には、5mになっていました。40分弱の間に、このめまぐるしい変化の為に、女子の5分遅れでスタートする予定の男子がスタートできないという、これまでに経験したことの無い大変なコンデションでした。

広島は、もとはといえば軍港として好条件を持っている土地、海を背にして山、海は大小の島に囲まれ、安定した風が吹かないのはあたりまえと認識していましたが、ここまでひどいとは思いませんでした。
レース海面が岸に近いことも無関係ではありません。

第1レースに続いて第2レースがおこなわれました。14時33分に男子が先にスタートし、風速の変化は2mから5m、風向も20度程度で収まり、何とかレースができました。

このように変化の多いトリッキーな海面で、近藤・鎌田組は今日も1位と2位でフィニッシュしました。
昨日からの4レースで、徐々に他のチームに得点の差を付けつつあります。

この選考会は、どのチームも最高のパフォーマンスを発揮すべく、臨んでいます。
日本女子のレベルが低くないことは、言うまでもありません。

この二日間の二人の安定度は、これまでの努力と練習の成果であると評価します。
とは言え、試合は、まだまだ序盤、一日一日、一つ一つを大切に、おごることなく、侮ることなく、そして、ひるむことなく・・・。

最終目標をしっかり見据えて、全ては勉強と心得、粛々と戦ってほしいと願っています。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は北西の風6mでスタートしましたが、風は振れ振れ、ノーレースになりました。

1時頃、北西の風でスタート。
5mだった風が突然雲と共に13mの突風が入ってきたり、田畑栗田組と抜きつ抜かれつでトップフィニッシュ。

次のレースは330°、6mでスタート、2位でした。1点の大切さを実感します。
毎日1点ずつこつこつと点数を稼いでいこうと思います。

女子

1位 チーム・アビーム
2-1-1-2
2位 吉迫/大熊組
3-3-3-1
3位 田畑/栗田組
5-2-2-3
4位 井嶋/加藤組
4-6-4-5


男子

1位 山田/中村組
3-2-2
2位 中村/後藤組
6-4-8
2位 市野/佐藤組
1-1-16
2位 谷口/加原組
2-9-7
5位 石川/野呂組
5-13-3
6位 原田/稲村組
8-3-11

小松 一憲

朝方に吹いていた北よりの風が、今日は早い時間帯に止み、第1レースのスタート予定時刻10時には、ほとんど無風状態になりました。
ほどなく陸上待機の指示が出て、一旦ハーバーに戻り、12時半まで風を待ち、そよそよと南西の風が入ってきたところで、再び出艇。

13時35分、210度、1.5mの風速で男子から先にスタート、続いて女子がスタートしました。
しかし、徐々に吹き上がると思われたこの風もトップ艇が風上マークに到達するまでに落ちてしまい、レースは中止され、再度、14時20分にスタートしました。
風速は、平均2mあるか無しかのコンデションでした。

不文律と言っても過言ではないインターナショナルの基準からすれば、このような風速では、決してスタートさせないでしょう。
今年のチンタオで実施されたオリンピックのテストイベントでも3mの風が安定して吹いてくるまでスタートしませんでした。
1.5m程度の風では1.3から1.5ノットあるチンタオの潮流に逆らって進むことはできなかったでしょう。
このようなコンデションでレースをおこなえば、もともと波の無い微風のコンデションで育ってきた、あるいは、日頃、そういったコンデションで練習することの多い日本の選手達ですから、この風速での技術的なレベルは総じて高く、今回出場のどの選手にも等しく勝つチャンスがあり、誰がトップになってもおかしくありません。

15時15分にスタートした2レース目は、風速も4mほどに上がりました。
違和感の無い、言い換えればレースコンデションとしては、ごく一般的な微風のレースになりました。

近藤・鎌田選手は、第1レースを2位、第2レースを1位と、それぞれを上出来の成績でまとめました。
私としては、「二日三日は、様子見程度のつもりで良い、無理をせず、欲張らず、はしゃぐことなく、腐ることなく、手堅く走ればよい・・」と言い伝えましたから、予想以上の出来でした。

明日(11日)以降は、気圧配置が西高東低になり、北よりの風、広島湾では岸から風が吹くことになります。
今回のレース海面は、世界のスタンダードなオリンピッククラスのフリートレースと比較すると、異常とも言える程、風上マークが岸近くにセットされるようです。
トリッキーな風の振れに伴い、各レースの順位は、めまぐるしく変化するに違いありません。
レースですから、攻める気持ちを忘れてはなりません。
しかし、そのうえで、どのような事態に遭遇しようとも、気持ちを強く持ち、耐えて耐えて耐え続けて戦いを進めていくことが必要でしょう。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は9:55のスタートに合わせて出艇しましたが、風が止んでしまい一度ハーバーに帰着し、12:40に再度出艇しました。練習ではあまり吹かなかった南西の風が入ってきたのですが、なかなか風速が安定せずスタートしましたが、一度中止となりました。
その後、3~4メートルで安定してきたので2レース行いました。

暫定成績は、下記です。
1位 チーム・アビーム 2-1
2位 吉迫/大熊組 3-3
2位 高橋/矢野組 1-5
4位 田畑/栗田組 5-2

明日も淡々とレースをこなすのみです。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

広島は毎日良い天気で、風も弱くポカポカ日和が続いています。ビジネスホテル暮らしにも慣れ、落ち着いて練習をこなしてきました。

今日はレース前の最後の調整をし、まずまずの仕上がりです。
ここの海面は、予測がつかない風の振れをするので、コース戦略がとても難しく、レースでも何が起こるかわかりませんが、悪い順位でも落ち着いて、フィニッシュするまで1艇でも多く抜かせるように、頑張りたいと思います。

今日は、海の上でランチをしていたら、イルカに出逢いました!
魚の群を追いかけているらしく、10~15頭くらいいました。
小松コーチのゴムボートの周りを泳いでいてかわいかったです(*^_^*)
こんなに沢山のイルカに出会ったのは初めてだったので、嬉しかったです。

今回の参加艇は、女子7艇、男子17艇です。
明日は計測と開会式です。
選手も揃い、観音マリーナも活気づいてきました。
レースは、10日~18日で計15レースを予定しています。

Team ABeam スタッフ

470級女子オリンピック代表選考会レース前夜ということで、改めて選考の流れについて解説させていただきたいと思います。

第1次選考:オリンピック代表国内選考兼ナショナルチーム選考レース
(2007年11月10日-18日:広島)

1位 6.0点
2位 4.5点
3位 3.0点

第2次選考:2008年470級世界選手権大会
(2008年2月:オーストラリア・メルボルン)

基本ポイント
1位 4.0点
2位 3.0点
3位 2.0点

注)基本ポイントはゴールドフリート内での日本選手の順位に対して与えられます。
(シルバーフリート以下はポイントなし)

付加ポイント
総合成績20位以内を獲得したチームに以下の付加ポイントが与えられます。

1位 8点    11位 3点
2位 7.5点   12位 2.5点
3位 7点    13位 2点
4位 6.5点   14位 1.5点
5位 6点    15位 1点
6位 5.5点   16位 1点
7位 5点    17位 1点
8位 4.5点   18位 1点
9位 4点    19位 1点
10位 3.5点  20位 1点

第1次選考のポイントと第2次選考のポイント(基本ポイント+付加ポイント)を合計した最多ポイント獲得チームが470級女子日本代表候補チームとなります。

こちらのページでも詳しく解説しています。
チーム・アビーム北京オリンピックへの道

選考に関しての公式情報は下記JSAF(日本セーリング連盟)北京オリンピック特別委員会に関するページをご参照下さい。
http://www.jsaf.or.jp/olytoku/index.html

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子 & 小松 一憲

いよいよ、オリンピック代表選考会が始まります。
私達の夢を実現させる第一歩でありますが、いつもの私たちらしく、気負うことなく、この緊張感を楽しむぐらいの気持ちで、レースに臨みたいと思います。
皆様の期待に応えられるよう、精一杯戦いますので、ご声援宜しく御願い致します。
近藤 愛

皆様の期待に応えられるよう、自分達の目標への第一歩目の五輪一次選考、今までの練習の成果を出し切り悔いのないレースをしてきます。
応援よろしくお願い致します。
鎌田 奈緒子

オリンピック代表第1次選考レースの開催地が広島と発表された時、風が弱く、トリッキーなコンディションでのレースを誰もが予想しました。
どの様なレースになろうとも、基本に忠実に戦いを進めていくのみと考えています。
小松 一憲(ヘッドコーチ)

Team ABeam スタッフ

いよいよ470級女子オリンピック候補一次選考会が広島観音マリーナで開催されます。
2008年度 JSAFナショナルチーム選考レースも兼ねていますが、チーム・アビームは既にナショナルチームに選出されていますので、今大会は着実に代表選考ポイントを獲得することが目標となります。

下記が大会日程となります。レース中は毎日レポートしてまいりますので、応援の程宜しくお願い申し上げます!!

470級男女オリンピック候補選手代表第一次選考会
兼 2008年度 JSAFナショナルチーム選考レース

10土 レース
11日 レース
12月 レース
13火 レース
14水 予備日
15木 レース
16金 レース
17土 レース
18日 レース