プレオリンピック 青島国際レガッタ -6日目-
2007年08月21日 | コーチの声
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青空が広がり、シーブリーズのコンディションとなりましたが、風速がなかなか上がらず14時30分まで陸上で待機しました。
16時20分、男子がアウターコース、女子はインナーコースでレースが始まりました。
風速は、2~3m、風向110度、弱い風でアップダウンは多少ありましたが安定していました。潮流は、260度方向から約1ノットの追い潮でした。
レースが6日目ともなると各チームとも潮流にはだいぶ慣れてきたように見受けられました。しかし、視界が良く、陸上の見通しが取れるスタートでしたが、慣れてきた頃になってリコール艇が出てきました。リコールや失格は、「初日と慣れてきた頃に多い」と言っても過言ではありません。
第1レースは、ラインに満遍なく散らばった艇団の真ん中、ラインの、ややリミットサイド寄りから良いスタートをしました。自分達をはさんで風上と風下のスウェーデンとイスラエルがリコールでしたから、きわどいスタートでもありました。しかし、後で聞けば「危ない位置だったのでバウを出すのを若干調節した」と言うことですから、落ちついていたようですし、進歩もしたのでしょう。
風上マークはトップで回航しました。これで第1マークのトップは、6レース中4回目になります。しかし微風のインナーコースのランニングは、少しでも角度を落として走ろうとすると、角度をつけてスピードで走ってくる後続の艇団に壁を作られるので、特に難しいコースとなります。トップ回航とは言え安心できません。この風速域のランニングの走りは、二人にとって課題でもあります。
ランニングコースの半ば、集団が西よりを選択したのに対し東方向にジャイブし、集団と分かれたところで勝負がつきました。下マーク回航は、11位になってしまいました。その後、先に回航した集団が沖(南)に伸ばすコースを取りましたが、ここでも逆の左へと展開して順位をあげることができず11位のままフィニッシュしました。
風が若干右に振れて、130度で設定されたコースと、潮止まりの時間帯に始まった第2レースのスタートも、アウターリミット寄り4番手で良いスタートをしました。スタート後、左に展開した自分達のコースに対し、沖に残っていいたと考えられる右から左への潮流と、沖の風のラインに乗るまでポートタックを延ばした集団に先行され上マークは15位の回航となりました。
続くランニングでは、下マークまで細かいジャイブをせず、うまく下マークにアプローチして5位まで追い上げました。その後、クローズは左展開を選択しましたが、トップ艇団と後続艇は右の沖コースを選択し、結果的に上マークの回航は再び14位となりました。フィニッシュまで12位に追い上げたのが精一杯でした。
今日のレースを振り返ると、昨年、ここでレースを経験しているチームが、シーブリーズの微風(2~5m)、風向(110~160度)に対し、決まって南から南西寄りにレグを伸ばす(ポートタック)コースを取ることが分かりました。レースの三日目、130~150度の風でスエーデンと競って2番と1番でまとめたレースのコースを思い起こすと自分達も右展開をしていました。こう言った細かいところの情報は、自分達で経験的に入手するしかありません。
大会終盤、まだレースは残っており、1位から6位まで5点差です。
21日、12時よりレースが予定され、風が良ければ3レース実施されるはずです。これまでの勉強と良い材料を武器に落ち着いて戦ってほしいと思います。
