プレオリンピック 青島国際レガッタ -2日目-

小松 一憲

朝方、強い雨が断続的に降る不安定な天気でしたが、日中は日差しも有り、風もそこそこ吹いて、チンタオにしてはグッドコンディションとなりました。

定刻の13時ぴったりにレースが始まりました。男子が先にスタートしてアウターコース、15分遅れて女子がインナーコースを使い、2レースが実施されました。

風速は第1レース、第2レース、共に3・5~5・5m。風向150度。潮流は下げ潮で270度方向から約1ノット。スタートライン及びコースを斜め右から押し上げるように左へと流れていました。波長は短く、風速の割りに波高があり、速い潮流のある海面特有の波になっていました。

レースの結果は2位と1位で、昨日とは違い、冷静な試合運びになりました。特に第1レースのスタートは見事でした。見事というのは派手とか華麗ということではなく、無理をせず、狙った位置から、スピードに乗り、普通に出て行くということです。

潮の流れを計算して待つ位置を決め、リミットマーク寄りの4番手でスタートし、スターボード艇の前を切れると判断して即タッキング、そのまま右に伸ばす展開となりました。クローズの走りは、こちらに来ての調整で、これまで以上に良くなっています。したがって、見ていても、スタートした時点で、上マークを好位置で回航することが確信できました。予想通り、第2上マークまでにダントツ、ダン2のかたちで集団を振り、最後はトップ艇にオーバーラップするところまで追いつき、2位でフィニッシュしました。レース全体を通して安定感がありました。このようなレース運びが、チャンピオンになる為に必要であることを、ぜひ知ってもらいたいと思います。

続く第二レースは、スタートラインの真ん中で、メインシートの絞りが遅れる消極的なスタートとなりました。しかし、タッキングする判断が早かったのと風速にも助けられ、フレッシュウインドをつかむ位置に、大きなロス無く出て行くことができました。その後は、上手にコースを引いて第1風上マークをトップで回航しました。さらに、次のランニングで良く走り、2位に36秒の差をつけて下マークを回航、その後は危なげ無くトップをキープしてフィニッシュしました。まだまだ3レースしか終わっていませんが、トータルで2位に浮上しました。レースを振り出しに戻せたというところでしょうか。

これからの一戦一戦をとにかく丁寧に、そして一戦一戦、自分達は上手くなるという前向きの気持ちを持ち続けることが大切です。

明日(17日)は、リザーブデーを使ってレースが行われます。

プレオリンピック 青島国際レガッタ 470級女子成績