プレオリンピック 青島国際レガッタ -1日目-

小松 一憲

13時のスタート予定にあわせて11時40分、出艇しました。
海面までは曳航で20分弱かかります。しかし今日は朝から風が弱く、海上で風待ちとなりました。シーブリーズもさほど強くならず、結局2・5mの風で15時30分レースが始まりました。

風向170度、潮流は上げ潮に転じて45度方向から約1ノットの流れがありました。これは、スタートライン及びコース上を左から右に流れる潮になります。

ゼネラルリコールのスタートでは、リミットサイド寄りにいたのですが、ブラックフラッグが掲揚された2回目のスタートでは、本部船狙いに方針を変えました。しかし約25秒前にそのポジションを断念し集団の左に出て隙間を探す行動をとりました。

結局、バタバタのスタートとなってしまい、二列目から出る最悪の状態となりました。その後、スタートラインからそう遠くない距離で、微風で強い潮の中であるにもかかわらず4~5回のタッキングをした結果、集団から取り残され、上マークアプローチのオーバーセールもあって第1上マークの回航は、ビリとなってしまいました。

潮流の対処については、昨年の世界選手権の経験も有り、頭の中で分かっていたはずなのですが、スタート時の狙い方、上マークへのアプローチ、どれもこれもちぐはぐでした。やはり第1レースのプレッシャーだったのでしょうか。どんな時も落ち着いた試合運びができる様になるには、もう少し経験が必要な気がします。

出走22艇中、4艇の失格艇が排除され、第1上マークはビリの18位から追い上げて、第1下マークまでに9位に上がったのは立派でした。風はその後、1mあるかなしかまで落ちていきました。この時点で中止になってもおかしくないコンデションでした。第2上マークでは8位に上がりましたが、フィニッシュは9位でした。オーストラリアが1位、2位にはオランダが入りました。

走りがどんなに良くても、それを活かすスタートやコースの選択にミスがあっては、成績はついてきません。とは言え、レース初日、失格やOCSがなかっただけでも幸いです。明日からは、今日の経験をもとに、落ち着いて、堅いレース運びで走ってほしいと願っています。