2007年08月 アーカイブ

新艇アビーム3

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子


青島から帰ってすぐ、パフォーマンスセイルクラフトジャパンで、新艇アビーム3の470を作っています。

自分たちが乗りやすいように部品の取り付け位置や、ロープを選びます。
ここで470を作るのは4回目なので、だいぶスムーズに作業ができるようになりました。
納艇は、9月上旬です。この艇でオリンピックに行けるように、願いを込めて大事に作っています。

これからの予定は、9/1-2関東470in江ノ島、9/7-9オリンピックウィークin江ノ島、9/14-18広島合宿、9/24-10/3国体in秋田とレースが続きます。
すごく楽しみです。

オリンピックウィークには、先日のプレオリンピックで優勝した、オーストラリアの男女チームが来日します。リベンジです!(^^)!

小松 一憲

日本にかかっている前線の北側で移動性の高気圧の縁になって、今日は、ここチンタオもこれまでに無く強い風が吹きました。

470級は男子に続いて14時から女子のメダルレースがおこなわれました。

風速7~11m、風向100度、270度方向からの下げ潮とぶつかって、波長の短い高い波が立ち、これまでとはまったく違うコンデションとなりました。

アウトサイドリミットマークを狙った4艇が追い潮を計算できず、ジャイブして巻きなおすところをリミットマーク寄り2番手で良いスタートをしました。

スターボードタックで岸方向に少し伸ばしてタッキングしましたが、始めから沖狙いでタッキングした艇とスタートを失敗してポートタックを伸ばした艇、そのいずれにも先行され、上マークは苦しい順位での回航となりました。

最初の風下マークを8位で回航し、2回目のクローズホールドは、沖に伸ばすコースを取りました。このレグは良く走り、5位まで順位を上げて上マークを回航し、オーストラリアが6位、昨日までトップのウクライナが10位、5位だったフランスがトップで回航しました。

フランスは、そのままトップでフィニッシュしました。オーストラリアがランニングで上手に走り、3位まで上がり、5位でフィニッシュした自分達と得点を計算すると同点になりました。メダルレースの規定で同点の場合は、このメダルレースの勝者の勝ちとなります。

オーストラリアは、4位でフィニッシュしたイスラエルと鼻の差でした。風下で見ていた私には、イスラエルが3位で4位がオーストラリアに見えました。おそらく2艇の差は、50センチ以内だったのではないでしょうか。オーストラリアが4位であれば近藤・蒲田組の金メダルでした。私もそれを疑わず、ハーバーに帰ってきたぐらいです。数十センチの差で金メダルが逃げていきました。

しかし、上マークを6位で回航し、3位まで上がったオーストラリアは、やはり立派に金メダルを取ったのです。悔しさは、自分達の力の無さ(微風も強風もまだまだ課題のあるフリーの走り)に向けるべきでしょう。神様が、課題と努力の必要性を示してくれ、そのパワーを与えてくれたと考えるべきです。

今回、近藤・鎌田組の戦いぶりで特筆すべきは、10レース中、6回、第1上マークをトップで回航したことです。トップで回航するには、「スタートが良かった」、「スピードが良かった」、「コースが良かった」、これらの条件がそろわなければできません。

上マーク回航後のフリーの走らせ方、コースの取り方、それらの技術的な改善がなされれば、大変なチームになることでしょう。

数十センチで逃した金メダルを「来年は必ず取る」と決意し、たくましくなって、再び青島(チンタオ)に戻ってくることを皆さんに楽しみにしていただきたいと思います。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

メダルレース5位で、総合2位でした。1位と同点で負けてしまいました。
悔しくて悔しくて、たまりません。
ここのところ、悔しいレースが続いていますが、ここを乗り越えていかなければいけないところだと思います。
頑張ります!!

小松 一憲

10時40分にハーバーのスロープを離れ、スタートラインに向かったのですが、その時点では4~5mの南東の風が吹いていました。クルーがトラピーズを使ったのは、久々です。
曳航せず、走りを確認しながらレース海面に行くことができました。

シーブリーズに変わる前に黒い雲が発生し、少し雨がぱらつきました。10分も降っていたでしょうか、その後、すぐに青空が広がり、風はいつもの130度で落ち着きました。風向だけなら良かったのですが、風速も、いつもの2~3・5mへと落ちてしまいました。

海上で少し待機した後、13時25分、男子に続いて女子がインナーコースを使ってスタートしました。風速は、昨日と比べると平均で0・5mプラスで吹いていました。潮流は、270度方向からの下げ潮でこちらの条件は変わりません。

スタートは、ラインの真ん中からきれいに出て、少しスターボードタックを伸ばし5分の4の艇がポートタックになったところで自分達もタッキングして南(沖)に出しました。前を横切る艇がほとんど無かったので見ていても上マークを好位置で回ることが予測できました。トップで回航したのですが、これで第1上マークのトップ回航は6回目になります。

その後のコース取りは、ランニングにおいても第2上マークへのクローズホールドにおいても、昨日の勉強を活かし、後続をケアーした教科書どおりの完璧なものでした。
後続集団で順位をキープした、あるいは上げてきたチームのコースは、クローズもランニングも一貫して沖(南)寄りを取っていました。
このレースは、結局、余裕の走りで二度目のトップフィニッシュとなりました。

引き続いて14時40分、第2レースが開始されました。風速は、平均で0・5m落ちて、昨日と良く似たコンデションとなりました。引き潮の流れは、この日のマックスで約1.3ノットです。

スタートの2分前に風がミニマムに落ちてきたのですが、アップダウンする時の風向は、ダウンすると左(東)方向に、アップすると右(南)方向に振れるのが、この海面の特徴のようです。
したがって、このケースはスタートラインを切ったら、できるだけ早い機会ににタッキングして右に展開するのが良かったのですが、わずかではありましたが結果としてスターボードタックを少し走った為にヘッダーを走る形となりました。

それでもタッキングしたタイミングは、それほど悪かったわけではありません。もう少し我慢しても良かったのではないかという程度です。スタートの時点で少し高さが低かったのも影響していたのでしょうか、自分達の右からスタートしてきた艇のスターンを切ることになりました。
タッキングをして10秒するかしないうちに4艇の集団が来ました。これを避けるために大きくバウダウンしてスターンを通過したのですが、し終わってみると、すぐ上にブランケットされる形でポートタック艇の列ができていました。

形としては、下マーク回航で2列目になって、そのままクローズホールドになった時と同じです。
普段であれば、当然、もう一度左に出して、フレッシュをつかみ、再度、右伸ばしの展開の選択するでしょう。
しかしブランケットされる位置の二列目のまま、ポートタックを伸ばしました。そして第1上マークは、後ろに数艇しかいない久々に苦しい回航となりました。

その後の2回のランニングでは、先頭集団が南寄りを伸ばすところを東に伸ばしました。
さらに二回目のクローズもブランケットの状態のまま右に出すなど、このレースはまったく良いところが無いままに終わり、今回、自分達のワーストとなる、17位でフィニッシュしました。

走りが悪く、スピードが無くて、この順位を取ったわけではないだけに残念です
それでも、1位に浮上したウクライナとは2点差で踏みとどまることができました。
3位以下もさほどの点数差があるわけではありません。
全ては、得点が2倍で計算される明日のメダルレースにかかっています。

普通、今日の2レース目で経験したことは、しっかりと覚えておき、来年、代表になってチンタオに戻って来た時に活かせば良い、明日のメダルレースは気持ちを切り替えて・・と言うところでしょう。

しかし私は、そのようには表現しません。今日経験したことの中で、良かったこと、改善すべきこと、いずれもしっかりと頭に叩き込んで、明日のメダルレースにさっそく活かしてほしいと考えます。

一度あることは二度有り、二度あることは三度あるのがヨットレースです。一日一日を積み重ねて上手になっていく、前向きの謙虚な気持ちを忘れず努力すれば、きっと大きな喜びが待っているはずです。

プレオリンピック 青島国際レガッタ 470級女子成績

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は4~3メートルの風で2レースしました。1、17で総合2位です。1位のウクライナとは2点、3位のオーストラリアとは4点、4位のスエーデンとは6点、5位のドイツとは9点差で、みんなかなり接近しています。明日のメダルレース頑張りますv(*^ー^*)v

小松 一憲

青空が広がり、シーブリーズのコンディションとなりましたが、風速がなかなか上がらず14時30分まで陸上で待機しました。

16時20分、男子がアウターコース、女子はインナーコースでレースが始まりました。
風速は、2~3m、風向110度、弱い風でアップダウンは多少ありましたが安定していました。潮流は、260度方向から約1ノットの追い潮でした。
レースが6日目ともなると各チームとも潮流にはだいぶ慣れてきたように見受けられました。しかし、視界が良く、陸上の見通しが取れるスタートでしたが、慣れてきた頃になってリコール艇が出てきました。リコールや失格は、「初日と慣れてきた頃に多い」と言っても過言ではありません。

第1レースは、ラインに満遍なく散らばった艇団の真ん中、ラインの、ややリミットサイド寄りから良いスタートをしました。自分達をはさんで風上と風下のスウェーデンとイスラエルがリコールでしたから、きわどいスタートでもありました。しかし、後で聞けば「危ない位置だったのでバウを出すのを若干調節した」と言うことですから、落ちついていたようですし、進歩もしたのでしょう。
風上マークはトップで回航しました。これで第1マークのトップは、6レース中4回目になります。しかし微風のインナーコースのランニングは、少しでも角度を落として走ろうとすると、角度をつけてスピードで走ってくる後続の艇団に壁を作られるので、特に難しいコースとなります。トップ回航とは言え安心できません。この風速域のランニングの走りは、二人にとって課題でもあります。
ランニングコースの半ば、集団が西よりを選択したのに対し東方向にジャイブし、集団と分かれたところで勝負がつきました。下マーク回航は、11位になってしまいました。その後、先に回航した集団が沖(南)に伸ばすコースを取りましたが、ここでも逆の左へと展開して順位をあげることができず11位のままフィニッシュしました。

風が若干右に振れて、130度で設定されたコースと、潮止まりの時間帯に始まった第2レースのスタートも、アウターリミット寄り4番手で良いスタートをしました。スタート後、左に展開した自分達のコースに対し、沖に残っていいたと考えられる右から左への潮流と、沖の風のラインに乗るまでポートタックを延ばした集団に先行され上マークは15位の回航となりました。
続くランニングでは、下マークまで細かいジャイブをせず、うまく下マークにアプローチして5位まで追い上げました。その後、クローズは左展開を選択しましたが、トップ艇団と後続艇は右の沖コースを選択し、結果的に上マークの回航は再び14位となりました。フィニッシュまで12位に追い上げたのが精一杯でした。

今日のレースを振り返ると、昨年、ここでレースを経験しているチームが、シーブリーズの微風(2~5m)、風向(110~160度)に対し、決まって南から南西寄りにレグを伸ばす(ポートタック)コースを取ることが分かりました。レースの三日目、130~150度の風でスエーデンと競って2番と1番でまとめたレースのコースを思い起こすと自分達も右展開をしていました。こう言った細かいところの情報は、自分達で経験的に入手するしかありません。

大会終盤、まだレースは残っており、1位から6位まで5点差です。
21日、12時よりレースが予定され、風が良ければ3レース実施されるはずです。これまでの勉強と良い材料を武器に落ち着いて戦ってほしいと思います。

プレオリンピック 青島国際レガッタ 470級女子成績

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は14:30まで陸で風待ちをし、15:45頃スタートで2レース行いました。
風は2~3メートルで、潮も強かったので、1レース60分もかかる長いレースで2レース目が終わったのが、日没でした。

今日は、良い順位の次の日は、必ず悪い順位を取ってしまう・・・というプレッシャーを抱えてのレースでした。いつもいつも、小松コーチに言われ、自分たちとしても苦手意識が出てきてしまっているのですが、どうにか克服する方法はないか?と色々考えましたが、結局同じような失敗をしてしまいました。
11-12で新たな捨てレースを作ってしまい、総合3位になりました。

本当にプレッシャーに弱いなと思います。もっともっと強くなりたいです!
明日でフリートレースの最終日です。1レース1レース大事に、そしてこのようなレース経験を無駄にしないように、一つでも多く学んでアップダウンのない選手になりたいと思います。

小松 一憲

最高気温は28度ということでしたが、曇り空ながら、たいへん蒸し暑い一日でした。
12時のスタートにあわせて出艇したものの、風がぴたりと止んで「ハーバーで待機せよ」との指示が出ました。陸上で風待ちをすること約2時間、再び出艇の指示が出てレース海面に着いてみると風は2メートル有るか無しか、今度は海上で風待ちとなりました。

結局、3時まで待って、今日のレースの中止が決定しました。
レースコミッティーとしては、なんとかレースを実施したかったのでしょうが、1.5ノット(1分間に45メートル流れる)の潮流の海面では、風が弱すぎてレースにならないと判断したのでしょう。
明日も今日と同じく、レースのスケジュールが変更され、12時より3レース、実施されることになりました。

明日もまた、天気のことですから、風が絶対に吹くという保証はありません。どんなコンデションになろうとも、試合が完全に終わるまで、気持ちを試合のモードに保たなければなりません。これも良い経験です。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は、海上で15:00まで風待ちをしましたが、レースは行いませんでした。

良く休んで明日に備えたいと思います。

小松 一憲

雲の画像を見ると、一足先の秋雨前線なのでしょうか、チンタオから韓国のソウルにかけ、雨雲が横たわっています。早朝、短時間に大変な雨量の雨が降り、どうなることかと心配しましたが、日中は青空が広がり、穏やかな一日となりました。

風速は2・0~3・5m、風向85~100度、下げ潮で270度方向から1・0~1・3ノット。風速はレースを実施するミニマムのコンディションながら比較的安定していました。潮流は絵に描いたような追い潮でした。どこの国も、この潮流に対するセオリーの走りを選手に伝えてあるのでしょうか、また選手自身がセオリーとして身に着けているのでしょうか、いずれにしても女子は、リコール艇無しで、今日実施された2レース共に、一回のスタートで出て行きました。

スタート前の待ち方もラインから十分距離を風下方向にとって待ち、スタート後、風上マークまでは一本の長い距離を走らず、ランニングのコースでは潮流が弱いであろうと考えられる岸に向かってちょこまかジャイブせずには走る、そういった走りを各選手がしているのを見て、レベルの高さを実感しました。

そのような選手の中にあって、今日、4番、2番でまとめたのは立派でした。第1上マークをトップ回航しながら4位に落ちた第1レースのランニングなど100点満点ではないにせよ、スタートからフィニッシュまで、落ち着いて、自分達の走りをすることができました。この様な走りを続けることができれば、成績はおのずとついてきます。実際のところ、5レースを消化したところで1レースのカットが入り総合成績でトップに浮上しました。

明日は、この時点でトップを示す、黄色のステッカーをセールに貼ってレースに出ます。ステーカーの色もそうですが、有る無しにかかわらず、毎レースを初日と同じ気持ちで戦い続けることが大切です。このレースはオリンピックのテストイベントです。

来年の本番で同じ事態になっても、自分達を見失うこと無く、自分達の走りとタクティクスを貫き通せるよう、今回、その経験を積む機会に恵まれたのは幸運です。

台風の影響を考慮してのことでしょうか、明日(20日)は、レースのスタートが1時間早まり、12時より3レースが実施されます。

プレオリンピック 青島国際レガッタ 470級女子成績

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は3~4メートルの風で2レース行い、4-2で総合1位となりました。今日で5レース消化し、一番悪い順位を一つカット出来るので、私達は初日の9位をカットしました。

総合2位はオーストラリアで1点差、3位はスウェーデンで9点差です。まだまだレースは半分終わっただけなので、このままがんばります(^_^)

小松 一憲

470級はリザーブデーで休みのはずでしたが、初日(15日)に女子が1レース、男子は2レース、ともに風が弱くて実施できなかったレースを行うこととなりました。しかし、終日、風が無く、15時30分にレースが行われない旨の決定が下されました。後日、もう一日あるリザーブデーを使うなどして、今日予定したレースが実施されるものと思われます。

天気しだいのヨットレースにおいては、この様に一日中、風を待って待機することは珍しいことではありません。しかし、初日に失格や悪い成績をとった選手と好成績の選手とでは、待機中の心の内は天と地ほどの差があります。悪い成績をとった選手は、強い精神力を持って気力の維持に努めます。それが功を奏して大逆転に結びつくことがよくあります。逆に良かった選手がうかれすぎたり、のんびりし過ぎた為に調子を崩すことも、またよくあることです。

試合は常に初日のつもりで、しっかりとした気持ちを持って臨むべきです。最終日まで変に高揚することなく、ましてや落ち込むことなどあってはならず、いずれの時も坦々としていなければなりません。このあたりのことは、常に言い聞かせています。二人の耳には、たこができているかもしれません。明日からの健闘に期待しています。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は、15:30頃まで風待ちしましたが、結局レースは行いませんでした。

こっちに来て、お気に入りになったお店、ドールズキッチンでイチゴシェイクのダブルを飲み、また明日からのレースを頑張ります!

小松 一憲

朝方、強い雨が断続的に降る不安定な天気でしたが、日中は日差しも有り、風もそこそこ吹いて、チンタオにしてはグッドコンディションとなりました。

定刻の13時ぴったりにレースが始まりました。男子が先にスタートしてアウターコース、15分遅れて女子がインナーコースを使い、2レースが実施されました。

風速は第1レース、第2レース、共に3・5~5・5m。風向150度。潮流は下げ潮で270度方向から約1ノット。スタートライン及びコースを斜め右から押し上げるように左へと流れていました。波長は短く、風速の割りに波高があり、速い潮流のある海面特有の波になっていました。

レースの結果は2位と1位で、昨日とは違い、冷静な試合運びになりました。特に第1レースのスタートは見事でした。見事というのは派手とか華麗ということではなく、無理をせず、狙った位置から、スピードに乗り、普通に出て行くということです。

潮の流れを計算して待つ位置を決め、リミットマーク寄りの4番手でスタートし、スターボード艇の前を切れると判断して即タッキング、そのまま右に伸ばす展開となりました。クローズの走りは、こちらに来ての調整で、これまで以上に良くなっています。したがって、見ていても、スタートした時点で、上マークを好位置で回航することが確信できました。予想通り、第2上マークまでにダントツ、ダン2のかたちで集団を振り、最後はトップ艇にオーバーラップするところまで追いつき、2位でフィニッシュしました。レース全体を通して安定感がありました。このようなレース運びが、チャンピオンになる為に必要であることを、ぜひ知ってもらいたいと思います。

続く第二レースは、スタートラインの真ん中で、メインシートの絞りが遅れる消極的なスタートとなりました。しかし、タッキングする判断が早かったのと風速にも助けられ、フレッシュウインドをつかむ位置に、大きなロス無く出て行くことができました。その後は、上手にコースを引いて第1風上マークをトップで回航しました。さらに、次のランニングで良く走り、2位に36秒の差をつけて下マークを回航、その後は危なげ無くトップをキープしてフィニッシュしました。まだまだ3レースしか終わっていませんが、トータルで2位に浮上しました。レースを振り出しに戻せたというところでしょうか。

これからの一戦一戦をとにかく丁寧に、そして一戦一戦、自分達は上手くなるという前向きの気持ちを持ち続けることが大切です。

明日(17日)は、リザーブデーを使ってレースが行われます。

プレオリンピック 青島国際レガッタ 470級女子成績

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は、曇りで3~5メートルの風で2レース行いました。昨日のスタートでの失敗を今日はしないように心がけ、1レース目は完璧なスタートをしました。潮の流れを考えながらのコースプランも大分掴めてきて、堅いレースが出来ました。風と潮の向きが逆で、うねりがかなりありましたが、その中でのダウンウインドも集団から抜き出れるようになりました。

まだまだ3レース終わっただけなので、次のレースも良い流れに乗っていきたいです。
今日は、2-1で総合2位になりました。

メディア情報

Team ABeam スタッフ

国内では岐阜県で最高気温を観測するなど厳しい夏真っ盛り、チーム・アビームスタッフ一同残暑お見舞い申し上げます。

さて、チーム・アビームのメディア情報を1件お伝えしたいと思います。時事通信社のインタビュー記事が時事ドットコムに掲載されました。

時事ドットコム
青島は得意の弱い風=プレ五輪で優勝狙う近藤、鎌田組-女子470級

青島国際レガッタは滑り出しこそピンチの状況ですが、まだ始まったばかりです!! 引き続き応援宜しくお願いいたします☆

こちらは 470級女子成績表へのリンクになります。
プレオリンピック 青島国際レガッタ 470級女子成績

小松 一憲

13時のスタート予定にあわせて11時40分、出艇しました。
海面までは曳航で20分弱かかります。しかし今日は朝から風が弱く、海上で風待ちとなりました。シーブリーズもさほど強くならず、結局2・5mの風で15時30分レースが始まりました。

風向170度、潮流は上げ潮に転じて45度方向から約1ノットの流れがありました。これは、スタートライン及びコース上を左から右に流れる潮になります。

ゼネラルリコールのスタートでは、リミットサイド寄りにいたのですが、ブラックフラッグが掲揚された2回目のスタートでは、本部船狙いに方針を変えました。しかし約25秒前にそのポジションを断念し集団の左に出て隙間を探す行動をとりました。

結局、バタバタのスタートとなってしまい、二列目から出る最悪の状態となりました。その後、スタートラインからそう遠くない距離で、微風で強い潮の中であるにもかかわらず4~5回のタッキングをした結果、集団から取り残され、上マークアプローチのオーバーセールもあって第1上マークの回航は、ビリとなってしまいました。

潮流の対処については、昨年の世界選手権の経験も有り、頭の中で分かっていたはずなのですが、スタート時の狙い方、上マークへのアプローチ、どれもこれもちぐはぐでした。やはり第1レースのプレッシャーだったのでしょうか。どんな時も落ち着いた試合運びができる様になるには、もう少し経験が必要な気がします。

出走22艇中、4艇の失格艇が排除され、第1上マークはビリの18位から追い上げて、第1下マークまでに9位に上がったのは立派でした。風はその後、1mあるかなしかまで落ちていきました。この時点で中止になってもおかしくないコンデションでした。第2上マークでは8位に上がりましたが、フィニッシュは9位でした。オーストラリアが1位、2位にはオランダが入りました。

走りがどんなに良くても、それを活かすスタートやコースの選択にミスがあっては、成績はついてきません。とは言え、レース初日、失格やOCSがなかっただけでも幸いです。明日からは、今日の経験をもとに、落ち着いて、堅いレース運びで走ってほしいと願っています。

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日はレース1日目でした。3時間以上海で風待ちしてやっと1レース出来ました。が‥、スタートで出遅れ逃げタックしても、スタート直後のごちゃごちゃでみんな、ここぞとばかりに前でかえされ、走れない‥。1上マークを18位、下マークで9位、フィニッシュ9位でした。

明日は雨の予報ですが(-_-;)ジャンプアップ出来るよう頑張ります!

小松 一憲

チンタオに来て10日が過ぎました。
練習も順調に進み、こちらの生活にも慣れたところで昨日、計測も終了しました。

そして本日(8月14日)、オリンピックテストイベントのプラクティスレースが実施されました。計測が終わっていない国、またプラクティスレースということもあり、スタートラインに並んだ艇は15艇と少なかったのですが風速3.5m~4mのコンディションでトップフィニッシュしました。男子の山田・中村組も2位でフィニッシュし、仕上がり状況は良好です。

現在のチンタオのレース海面の特徴を挙げると、薄いもやのかかった視界、外海(そとうみ)特有のうねり、昼過ぎに現れる南東方向からのシーブリーズ、干満により180度変化する潮流(流速mx1.3ノット、上げ潮250度、下げ潮70度)、ビニールごみの多さということになるでしょうか。

台風も含め、低気圧の接近があれば別ですが、日本でよく経験する微軽風のコンデションが予想されます。このコンデションでは、470級に関して言うなら日本チームが活躍して当然で、またそうでなければいけません。

来年の本番に向け、テストイベントの持つ意味を理解し、一つづつ、大事に戦って良い勉強をして帰りたいと思っています。

Team ABeam スタッフ

明日からいよいよ北京オリンピックテストイベントである青島国際レガッタが幕を開けます。

8月14日 練習日
8月15日 レース
8月16日 レース
8月17日 予備日
8月18日 レース
8月19日 レース
8月20日 レース
8月21日 予備日
8月22日 メダルレース
8月23日 予備日
8月24日 閉会式


2007 QingDao International Regatta
http://www.2007qdregatta.com/

来年の北京オリンピックでは、セーリング種目だけは北京ではなくここ青島で開催されるのですが、オリンピックと同日程・同条件で開催されるプレオリンピック大会という位置づけの国際大会です。

ゆえにこの大会では各種目1カ国1艇の参加枠で各選手が本番さながらにしのぎを削ったり来年に向けての試行錯誤を繰り返すレースとなりそうで、手に汗にぎる展開が期待できます。

今回チーム・アビームがこのレースに日本代表として参加できたのは、今年2月に行われた「2007年度ナショナルチーム選考レース兼 テストイベント代表選考」で1位を獲得したためです。(大接戦でした!!)

北京オリンピック代表選考は秋以降に控えているわけですが、海外のライバル達とオリンピックと同じ海域で戦う事は大変意義があることでしょう。特に先月のポルトガルでの世界選手権(強風域)では差をつけられてしまったオランダチーム(強風にめっぽう強い世界選手権3連覇中のチーム)を相手に微風域の青島の海でどこまでプレッシャーをかけることができるのか?

今回もまたレースの結果をレポートしてまいりますのでお楽しみに☆

青島日誌 -2-

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日は8月8日、北京オリンピックまでちょうど1年となりました。中国のテレビでは朝からずっとオリンピックの話題です。セーリングの会場は、青島ですが、来年のオリンピックへ向けてアスリートビレッジや周りの建物は、建設ラッシュです。

それにしても、ここ青島は、日本にいるのとほとんど変わりません。テレビではNHKが見れるし、缶コーヒー、らーめん、松屋等など、他にも日本のアイテムが多数あります。

青島までは、飛行機で3時間だし、時差は1時間。気候も同じです。日本国内の遠征に行っている気分です。日本選手にとって、すごくラッキーな場所だと思います。

来年のオリンピックは、きっとすごいドラマが生まれるのではないでしょうか。

私達も、その中に入れますように・・・

青島日誌 -1-

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

今日から小松コーチが合流し、いよいよレースに向けて、調整をするぞぉ~!と、思っていたら、青島は、大気が不安定で、雷雨の1日でした。昼頃まで様子を見ましたが、良い風が吹いてるし、少しでも海に出よう!ということになりました。

久しぶりに小松コーチに練習を見てもらえることで、気合い十分でしたが、近くで雷がゴロゴロしてることと、大雨で陸が見えなくなって、少し怖かったです。ただ、ほんの少しの時間でも、練習すると得ることがあります。今日も、怖かったですが、海に出て良かったです。

小松コーチは、ここに来る前、順天堂医学部のコーチとして、東日本医科大学選手権に行っていました。

小松さんの熱心なコーチングと順天堂の学生の皆さんの努力でみごと4連覇を成し遂げたようです。本当に凄い!!私達も、すごく刺激を受けました。努力すれば、必ず結果がついてくるはずです。

がんばるぞぉ~☆

青島到着

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

昨日、青島に到着しました。

青島の大会会場は、空港から約40分の所にあり、ジャスコや日本料理、韓国料理のお店がたくさんあって、海外に来たという感じがしません。

ジャスコには、日本のものがたくさん売っていて、不自由しません。

昨日は、艇をコンテナから下ろしたので、今日は準備をし、練習を開始したいと思います。

筋トレ!

近藤 愛 & 鎌田 奈緒子

ヨーロッパ遠征中はマシーンを使ってのいつも通りのトレーニングが出来ず、日本からコンテナに積んで持っていったダンベルやバランスボール、チューブなどを使っていましたが、帰国してからは『国立スポーツ科学センター』(通称JISS)でマシーンを使ったトレーニングを再開しました。

JISSには他の競技の選手が大勢いて、海にばかりいる私達は毎回すごく刺激を受けています。久しぶりにマシーンがずらりと並んだ体育館に興奮しつつ、約1時間半のトレーニングを終えました。

翌日、、カチコチ カチコチ と、筋肉痛でロボット歩きになってしまいました私達。でも筋肉が大きくなっていってる良い痛み。

オリンピックまでに残された僅かな時間、出来る限りの事をしてその時を迎えられるよう今を頑張ります。

それにしても不自然な歩き方・・・。