
10時40分にハーバーのスロープを離れ、スタートラインに向かったのですが、その時点では4~5mの南東の風が吹いていました。クルーがトラピーズを使ったのは、久々です。
曳航せず、走りを確認しながらレース海面に行くことができました。
シーブリーズに変わる前に黒い雲が発生し、少し雨がぱらつきました。10分も降っていたでしょうか、その後、すぐに青空が広がり、風はいつもの130度で落ち着きました。風向だけなら良かったのですが、風速も、いつもの2~3・5mへと落ちてしまいました。
海上で少し待機した後、13時25分、男子に続いて女子がインナーコースを使ってスタートしました。風速は、昨日と比べると平均で0・5mプラスで吹いていました。潮流は、270度方向からの下げ潮でこちらの条件は変わりません。
スタートは、ラインの真ん中からきれいに出て、少しスターボードタックを伸ばし5分の4の艇がポートタックになったところで自分達もタッキングして南(沖)に出しました。前を横切る艇がほとんど無かったので見ていても上マークを好位置で回ることが予測できました。トップで回航したのですが、これで第1上マークのトップ回航は6回目になります。
その後のコース取りは、ランニングにおいても第2上マークへのクローズホールドにおいても、昨日の勉強を活かし、後続をケアーした教科書どおりの完璧なものでした。
後続集団で順位をキープした、あるいは上げてきたチームのコースは、クローズもランニングも一貫して沖(南)寄りを取っていました。
このレースは、結局、余裕の走りで二度目のトップフィニッシュとなりました。
引き続いて14時40分、第2レースが開始されました。風速は、平均で0・5m落ちて、昨日と良く似たコンデションとなりました。引き潮の流れは、この日のマックスで約1.3ノットです。
スタートの2分前に風がミニマムに落ちてきたのですが、アップダウンする時の風向は、ダウンすると左(東)方向に、アップすると右(南)方向に振れるのが、この海面の特徴のようです。
したがって、このケースはスタートラインを切ったら、できるだけ早い機会ににタッキングして右に展開するのが良かったのですが、わずかではありましたが結果としてスターボードタックを少し走った為にヘッダーを走る形となりました。
それでもタッキングしたタイミングは、それほど悪かったわけではありません。もう少し我慢しても良かったのではないかという程度です。スタートの時点で少し高さが低かったのも影響していたのでしょうか、自分達の右からスタートしてきた艇のスターンを切ることになりました。
タッキングをして10秒するかしないうちに4艇の集団が来ました。これを避けるために大きくバウダウンしてスターンを通過したのですが、し終わってみると、すぐ上にブランケットされる形でポートタック艇の列ができていました。
形としては、下マーク回航で2列目になって、そのままクローズホールドになった時と同じです。
普段であれば、当然、もう一度左に出して、フレッシュをつかみ、再度、右伸ばしの展開の選択するでしょう。
しかしブランケットされる位置の二列目のまま、ポートタックを伸ばしました。そして第1上マークは、後ろに数艇しかいない久々に苦しい回航となりました。
その後の2回のランニングでは、先頭集団が南寄りを伸ばすところを東に伸ばしました。
さらに二回目のクローズもブランケットの状態のまま右に出すなど、このレースはまったく良いところが無いままに終わり、今回、自分達のワーストとなる、17位でフィニッシュしました。
走りが悪く、スピードが無くて、この順位を取ったわけではないだけに残念です
それでも、1位に浮上したウクライナとは2点差で踏みとどまることができました。
3位以下もさほどの点数差があるわけではありません。
全ては、得点が2倍で計算される明日のメダルレースにかかっています。
普通、今日の2レース目で経験したことは、しっかりと覚えておき、来年、代表になってチンタオに戻って来た時に活かせば良い、明日のメダルレースは気持ちを切り替えて・・と言うところでしょう。
しかし私は、そのようには表現しません。今日経験したことの中で、良かったこと、改善すべきこと、いずれもしっかりと頭に叩き込んで、明日のメダルレースにさっそく活かしてほしいと考えます。
一度あることは二度有り、二度あることは三度あるのがヨットレースです。一日一日を積み重ねて上手になっていく、前向きの謙虚な気持ちを忘れず努力すれば、きっと大きな喜びが待っているはずです。
プレオリンピック 青島国際レガッタ 470級女子成績