2007世界選手権 最終日メダルレース(現地時間7月13日)

小松 一憲

メダルレースの結果は5位で、残念ながら3位の表彰台には上がれませんでした。
1位のオランダと2位のフランスは変わらず、3位にメダルレースをトップフィニッシュしたイギリスが入り、チーム・アビームは4位、5位にスウェーデンという順位になりました。

風は4から6メートルで、短く打たれた上下のマークを3周するコースでレースがおこなわれました。アウターマーク寄りから下の一番でイギリス、二番でチームアビームがスタートしました。ライン後方から見ているとスタートダッシュは良かったように見受けられたましたが、試合後にカメラマンがとったビデオを見ると三分の二艇身ほど、出遅れのスタートをしていました。それでも上マークは3位で回航し、トップとの差は6秒でした。ランニングで内側のコースを少し走った為に、後続の集団にブランケットされ、下マークの回航は6位になってしまいました。この順位が第2上マーク及び下マークでも変わらず、3回目の風上へのレグでやっと一つ上がり5位でフィニッシュしました。

今日のコンデションは、自分たちの得意風速のはずでした、しかし銅メダル争いをしていたイギリスには、走り負けをしていたように思います。ここで味わった、悔しい気持ちは、これからの練習の質と量に厳しさをプレゼントしてくれるに違いありません。またスピードを向上する為にいろいろと考え、工夫するチャンスを与えてもらったと言えます。

昨年の銀メダルは、たまたま微軽風のコンデションだったからと、多くの人に思われていたでしょう。しかし、このカスカイスで、強風でも世界のトップグループの実力を持っていることを立派に証明しました。また今年の3月からヨーロッパで計8試合を消化して、世界のどの選手よりも安定した成績を収めました。ということは世界でもっとも安定したオールラウンドプレーヤーになったと言えます。一昨年からチームが本格的に始動しました。まだまだ若いチームです。本人たちが謙虚さを持ち続けるかぎり、進歩し続けるでしょう。今後の更なる成長を皆様に楽しみにしていただき、必ずや進歩した姿をお見せできると信じています。