2007世界選手権 レース5日目(現地時間7月11日)

小松 一憲

快晴、330度、風速8メートルから13メートルのコンデションで決勝シリーズの2レースが実施され、2位と5位でまとめた結果、総合3位に返り咲きました。

第1レースはアウトサイドリミットマーク寄り5番手でスタートし、左に少し走ったところでタックして右に伸ばす展開となりました。いつもより.岸に近くマークが打たれた為に右の海面の波が穏やかでかつ陸に沿ってベンドしていました。この傾向をうまく捉えて上マークをトップで回航しました。2位は昨日まで総合順位1位のオランダ、3位は同じく4位のフランスと続き、アウターループの第1下マークまでトップをキープしましたが、第2風上マークで2位に後退し、その後は3位のフランスとの競り合いとなりました。結局これを守りきって2位でフィニッシュしました。

第2レースは、上集団の一番本部船寄りを狙って失敗、全艇が出て行った後、ポートタックでラインを切りスタートする最悪のパターンとなりました。良いレースをした後、本部寄り狙いの集団の中から出ようと試みて失敗する、定番と言えるほどのパターンです。右に出て左に返し、左海面をコースの中間まで走って右に出る展開で、上マークの回航は10位でした。1位回航はフランス、2位にオランダ、7番でベネッセチームが続きました。この後、下マークで8番、第2上マークで7番、最終下マークで5番に上がりフィニッシュしました。

昨日までの総合順位3番と4番のスウェーデンとイギリスが順位を崩した為、2位にフランスが上がり、チーム・アビームは3位に浮上しました。この様に明日、明後日と最後までもつれながらレースは進んでいくでしょう。ここで威力を発揮するのが、レースを一つ一つ大切に戦うと言う考え方であり、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも上手なレースをしようと考えることでしょう。反省すべきは反省し、改善すべきを改善し、良かったことを積み重ねて行きながら、落ち着いてレースを進めていけばよいと考えています。明日は、湾の中に入ってのコースが予定され、風と波が穏やかになりますが、風のむらが大きく難しくなります。